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『第26回DigiCon6授賞式』上⽩⽯萌⾳「今日と明日の現場での私はちょっと違う」
2024/10/21 15:29
TBSが主催する短編映像コンテスト「第26回DigiCon6授賞式」が10月19日にTBS赤坂BLITZスタジオで開催され、「第26回 DigiCon6 ASIA」のGrand Prizeに作品名『パーキングエリアの夜』で村本咲さんが受賞した。尚、司会は俳優の上⽩⽯萌⾳とTBSアナウンサーの⽇⽐⿇⾳⼦が務めた。
この作品は、深夜のパーキングエリアでのちょっとした出来事をいくつも盛り込んだストーリー。作品についてドワーフプロデューサーの松本紀子は「パーキングエリアでのちょっとしたことで、実は劇的なことはひとつも起きないし、劇的にヘンな人がいるわけでもない、なんですけど、とにかくずっと引き付けられる、小さな小さな出来事がずっと重ねられていて、ショートフィルムって大きなテーマとか、強いメッセージが多い中で、この作品はそういったことがあんまり感じられないのに、ずぅ~と観てしまって最後まで楽しめてしまう。咲ちゃんの優しいキャラクターへの目線‥起きる事件がみんなちょっと笑えて、ちょっと優しくて、あたたかい気持ちになるのが重ねられている。その優しい目線と、とても上手なアニメーションと編集と、実はすごい高い技術があるから出来上がっている作品だっていうことを『本当に素晴らしい』なって思って、審査員みんなで決めました」と絶賛した。
それを受けて村本さんは「びっくりですね‥一年前はモグラみたいに引き籠って作ってたので、こんな二つの賞(DigiCon6 JAPANのGOLD Awardも受賞)を戴けるなんて嬉しいです、作って良かったなって思います」と喜びを語った。司会の上白石から、作品を作るにあたり協力してもらった方への「感謝を伝えたい方はいますか?」の問いに村本さんは「両親かな、パーキングエリアの音を録音するときに、夜に連れてってもらって‥しかも夜8時ぐらいから連れ出しちゃって、1時間ぐらいずっと‥録音している間も待っててくれたんで、しかもクレジットに入れてないんで(笑) ここで言っときたいと思って」と答え会場から笑いと暖かい拍手が沸き起こった。

受賞式を終えてからの囲み取材で、司会を務めた上白石に感想を聞くと「(授賞式は)短いながらも濃厚で、クリエイターの方の優しさが詰まった作品が多くてすごく心があったまりました」と語り、日比は「実際にクリエイターの方と直接お話できるっていう、本当にどれだけ尊い時間なんだろうか!と思いながら参加していました。デジコンの歴史を振り返ったりとか、新しいデジコンの未来につながるプロジェクトを公開したりですとか、受賞だけではなく過去から現在、未来までに至るまでのDigiCon6というものを皆さんと一緒に共有できたことが何より楽しかったです」と語った。またDigiCon6のオリジナルキャラクター「メイルー&アンリー」を書き下ろした見里朝希は「私が最後に受賞式に参加したのが2018年だったのでかなり懐かし気持ちがありまして、最近は商業の作品にずっと関わっているのですごい懐かし気持ちがして、また個人制作もいつかまたやりたいなって気持ちが芽生えました」と明かすと、日比と上白石から笑顔で「観たいです」と返されいた。
また、上白石に俳優目線での作品を観ての感想を聞くと「何かをヒントにして(演技に)私も生かそうみたいな(笑)ガチで観てしまうんですけど、どのキャラクターも本当にいい顔をするんですよね! その1秒、その1コマにすごく皆さんが思いを込めて書き込まれているからだと思うんですけど、それを観る度に『こんな顔が私もしたい』って思わされるような表情が詰まっていて、なので、たぶん『今日と明日の現場での私はちょっと違うんじゃないかなって思うくらい(笑)』すごくたくさん刺激と学びを頂いてます」と、芸の肥やしにもしている様だ。
■今回の第26回 DigiCon6 ASIA受賞作品⼀覧


◆DigiCon6 とは
「DigiCon6」は 2000年にTBSが⽴ち上げた短編映像コンテストで、アジアを中⼼に様々な国と地域から優れた短編映像作品を募集しています。本コンテストは、次代を担うクリエイターたちの登⻯⾨としても評価されており、特にインディーアニメーション業界においては、その影響⼒は絶⼤である。今年もまた、国内外から集まった素晴らしい作品が、多くの才能を世に送り出す舞台となる。
■DigiCon6から生まれたキャラクター「メイルー&アンリー」第26回DigiCon6授賞式で発表!
TBSが、アニメーションスタジオ「ドワーフ(株式会社FIELD MANAGEMENT EXPANDのドワーフスタジオ)」との共同キャラクタープロジェクト「メイルー&アンリー」の企画概要も発表された。
「メイルー&アンリー」は、第20回DigiCon6 JAPANでJAPAN Goldを受賞し、大人気アニメ『PUI PUI モルカー』の原案者でもある見里朝希氏(株式会社ウィットスタジオ)が描き下ろしたキャラクターで、TBSが主催する短編映画コンテスト「DigiCon6」のオリジナルキャラクターとして2019年の第21回DigiCon6で誕生した。
この度、本プロジェクトの一環として世界的に著名なイラストレーター上杉忠弘氏による「メイルー&アンリー」グラフィックノベルの制作が決定。授賞式ではその特別プレビューが公開された。上杉氏は、映画『コララインとボタンの魔女』『ベイマックス』『リメンバ・ミー』『あの夏のルカ』『私ときどきレッサーパンダ』『ストレンジ・ワールド』のコンセプトアートを担当。そしてNetflix作品『ポケモンコンシェルジュ』のキャラクターデザインの参加などで認知されている。上杉氏の卓越したビジュアルスタイルは、イラストレーションの世界において高く評価されている。
また、雑誌「CGワールド」と連携したコンセプトアートコンペも開催されており、審査は世界的に評価の高いコンセプトアートアーティストの富安健一郎氏が担当している。富安氏は、「ファイナルファンタジーXIV」や「ファイナルファンタジーXV」でアートディレクターを務め、独自のビジュアルデザインが世界中のクリエイターとゲーマーから絶大な支持を得ている。
「メイルー&アンリー」のマンガ企画も進行中。今後の多方面での展開にも期待が寄せられている。


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