ニュース
東京ドラマアウォード2024『VIVANT』グランプリ、『ふてほど』は4冠!
2024/10/29 09:00
TBSで2023年7月期に放送された日曜劇場『VIVANT』が、「東京ドラマアウォード2024」連続ドラマ部門の作品賞グランプリに、そして2024年1月期に放送された金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』が連続ドラマ部門の優秀賞を含め四冠受賞した。
今年で17回目を迎える「東京ドラマアウォード」は、作品の質の高さに加えて、海外発信も見据え“市場性”“商業性”を重視し選考。“世界に見せたい日本のドラマ”を表彰する。今回は2023年7月から2024年6月末までに放送されたドラマの中から、日本映画テレビプロデューサー協会および、新聞、テレビ誌各社のドラマ担当、テレビ各局のプロデューサーによって選考された。
授賞式には、作品賞のグランプリを獲得した『VIVANT』から、福澤克雄監督、飯田和孝プロデューサーが出席。福澤監督は「本当に当たってよかった! テレビ関係者の皆様、面白い作品をこれからも作っていきましょう!」と語った。
『不適切にもほどがある!』は、作品賞で優秀賞を受賞。そのほか、宮藤官九郎が脚本賞、金子文紀が演出賞、Creepy Nuts「二度寝」が主題歌賞を受賞し、四冠もの獲得となった。
授賞式には磯山晶プロデューサーと金子文紀監督が登壇し、磯山プロデューサーは「大好きな宮藤官九郎さんと、阿部(サダヲ)さんをはじめとするキャスト・スタッフの皆さんに支えられて今日この賞をいただけたと思っております」とコメントした。
■受賞コメント
『VIVANT』
<福澤克雄(原作・演出)>
本当に当たってよかった! 結局当たらなかったら、たくさん言われる世界なので・・・(笑)。TBSに「東京ドラマアウォードのグランプリを取れました」と報告できてうれしいです。私はこのドラマを作るとき、映画を超えようなんて一切思ってないです。とにかくテレビの復権! 『VIVANT』最終回は、リアルタイム視聴で多くの方々に見ていただきました。面白い作品を作ると結局テレビドラマを視聴してくれることを今回証明できました。テレビ関係者の皆様、面白い作品をこれからも作っていきましょう!
<飯田和孝(プロデュース)>
まずは作品に関わったスタッフ、キャスト、彼らを支え長期にわたるロケに送り出してくれた家族、関係者、そしてこの企画にGOを出してくれたTBSという会社に感謝を申し上げます。先程司会の三谷幸喜さんがおっしゃってくださった“映画を超えるテレビドラマ”ということで予算もかかっております。『華麗なる一族』『南極大陸』『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』など様々な大型番組をTBSは作ってきました。その歴史の継承があって、『VIVANT』を作ることができるスタッフが成長してきたと思っております。世界に売れる作品、世界に伝えたい作品として評価していただけたことを本当にうれしく思います。
『不適切にもほどがある!』
<金子文紀(演出)>
この度はこんなに素晴らしい賞をいただきまして誠にありがとうございます。これはひとえに宮藤官九郎さんの素晴らしい脚本と、素晴らしいキャスティングと、俳優陣の素晴らしい演技と、Creepy Nutsさんの素晴らしい主題歌、そして優秀なスタッフのおかげです。
このドラマは1986年と2024年を主演の阿部サダヲさん演じる小川市郎が行ったり来たりするお話で、86年当時は僕も宮藤さんも阿部さんも中学3年生だったので非常に身近な話でした。私は今53歳で、主人公の市郎さんはちょうど50歳です。僕は会社では管理職としてコンプライアンスやハラスメントなどに日々腐心しており、そこもすごくドラマとリンクしていて他人事とは思えず、自分事としていつも以上にワンカットワンカットに熱が入って撮影することができました。そういった作品に関わることができて大変恵まれていて幸せだと感じますし、その作品でこのような賞をいただけたことを大変うれしく思います。今後もこの賞を励みに、いいドラマだとみんなに感じてもらえるものを作っていけるように精進したいと思います。この度はありがとうございました。
<磯山晶(プロデュース)>
この度はこのような素晴らしい賞をいただきまして本当にありがとうございます。スタッフ・キャストを代表して受け取りたいと思います。
このドラマは毎回“コンプライアンス”や“ハラスメント”や“働き方改革”など・・・とても1時間では解決できないような現代の問題を取り上げています。それを昭和からタイムスリップしてきたというだけの阿部サダヲさん扮する主人公が1時間で鮮やかに解決してしまったら嘘だなぁと思って、解決部分は全部歌にして発散するという本当に結論のないドラマなんですけど、それが逆によかったのかなと今は思っております。
大好きな宮藤官九郎さんと、阿部さんをはじめとするキャスト・スタッフの皆さんに支えられて今日この賞をいただけたと思っております。本当にありがとうございました。
■番組概要
『VIVANT』・・・『半沢直樹』など数々の大ヒットドラマを世に送り出してきた福澤克雄が原作・演出を手掛け、主演の堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李、役所広司という全員主役級の主要キャスト陣が出演し、話題を集めた。
『不適切にもほどがある!』・・・阿部サダヲ主演。昭和のダメおやじが令和時代にタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言を炸裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。
(C)TBS

コメントを書く