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紗倉まな「小説のモデルで整形を繰り返す高齢女性は、実の祖母だった」
2024/12/6 09:04
セクシー女優として活躍する傍ら、作家としても活躍中の紗倉まなが、5日、都内で行われた小説『うつせみ』(講談社)の刊行記念記者会見に出席した。
今作は美容整形をくり返す79歳の祖母とグラビアアイドルの主人公を中心に、ゴールの見えない“美しさ”に翻弄される女性たちを描いた作品となっている。

執筆のきっかけを聞かれた紗倉は、「美醜にまつわる問題はずっと書きたいと思ってたテーマで、以前に一度書いたことがあったんですけど、うまく完成できなくて、ちょっと寝かせて、みたいな経緯があり、ようやく復活して書くことができました。私の周りの同業者の方、10代も含めて、カジュアルに整形に向き合うようになっていたので、絶対書きたいテーマでした」と明かした。
注目してほしいポイントについては、「整形を主軸にはしていますけど、整形を繰り返すおばあちゃんだったり、主人公の同業者だったり、その整形をした人の家族たちとどう向き合うかという家族小説みたいなところもあるので、そこも着目して読んでほしいです」と呼びかけた。
整形を繰り返すおばあちゃんは、紗倉の祖母がモデルになっているそうで、「実は私の実在する祖母がすごい整形を繰り返していて、もう80歳を超えている祖母なんですよ。2週間ぐらい行方不明になって家族が事件に巻き込まれたのかなと心配したら、実は整形してダウンタイムを終えて帰ってきたみたいなこともありました。いろいろ破天荒なおばあちゃんなので、これは絶対に書きたいと思ってモデルにしました」と明かした。

整形をどう捉えているかと聞かれると、「もちろんすごくリスクも大きいかなとも思うし、手術をしたからといって必ずしも自分の思った通りのゴールになるかといったら違いますし、技術的な部分でも失敗しちゃったみたいな話しを聞いたりとか含めて、色々なネガティブなイメージも、もちろんあると思いますけど、私はなりたい自分に向けて顔を変え続けることっていうのが、意外とカジュアルな感覚なんだなと、周りの方がやってたりすることも見てて、だんだん自分の意識が変わってきました」とコメントした。
前作は高齢男性の性、今作では高齢女性の美醜を描いているが、「破天荒なじいちゃんばあちゃんを書きたい気持ちがあるのか?ってある人に聞かれたんですよ。もしかして私の心の奥底にそういう思いがあったのかもしれないですね。自分から離れた世代ですけど、私にとって身近な存在で、高齢だからとかで他のものとは別という考えはないです。たぶん書くのが好きなので、今後も強靱な、じいちゃんばあちゃんシリーズは書き続けたいです」と意気込んだ。
最後に紗倉は、「SNSとかでは、本当に毎日のよう整形に関するニュースや話題が流れてくる時代になってきて、整形がカジュアルになっているその時代で生きる女の子たちの息苦しさみたいなものだったり、ずっと人と比較し続けられることの苦しさみたいなものとかを描いた作品でもありますので、女性の方や、もしくは男性の方でも『どんな気持ちで女の子たちが自分の見た目を気にするのか』と思っている方とか、いろんな方に読んでいただけたらうれしいです」とアピールした。


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