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アニメ『神之塔』最終回先行上映会&トークイベントを開催!

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2024/12/27 16:01

12月26日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で、テレビアニメ「『神之塔 -Tower of God- 工房戦』最終回先行上映会&トークイベント」が開催された。イベントでは「王の帰還」「工房戦」と2クールにわたって物語が紡がれてきた「神之塔 -Tower of God-」第2期のクライマックスとなる第24、25、26話を上映。取り分け第26話(最終回)は、12月29日に控えるテレビ放送に先駆けての最速初公開とあって、会場に集まったファンを大いに沸かせた。

上映後には、ジュ・ビオレ・グレイス/二十五日の夜役の市川太一、エンドロシ・ザハード役の末柄里恵、鈴木慧監督の3人が登壇。クライマックス3話の振り返りや、質問コーナーといったトークショーを展開した。

第24話「戦いの代償」の見どころを聞かれると、末柄はエンドロシが夜のことを“彼氏”と呼ぶシーンを挙げ「デートするしないというやり取りはあったものの、段階をすっ飛ばして、勝手に夜を彼氏扱いしてしまっている。でも、演じていて違和感はなかったんですよ。エンドロシとしては、長い間夜が生死不明だったので、フラストレーションが溜まっていたはず。ようやく生きていることがわかったので、強気な心でいられるんだろうなって」と収録時の胸中を明かした。市川は、夜が初めての仲間であるクン、ラークと再会を果たし、年月を経ても衰えない見事な連携を発揮したことについて言及。「会えなかった歳月にも、お互いの信頼関係が育まれてきたんだなと感じます」と感慨深く語った。鈴木監督としては、3人の再会シーンはもちろんのこと、夜たちと対峙するリップルレッゾを強大な敵として見せることに重点を置き「いかにラスボスとして輝かせるか」を強く意識したエピソードだったという。

第25話「王の帰還」では、リップルレッゾによって夜が火口に引きずり落とされそうになるラストシーンが、市川には特に印象的だったとのこと。「ファーストシーズンでの夜はラヘルに突き落とされて、誰も手を差し伸べてくれず、ただひたすらひとりで落ちていくだけでした。今回は、ラークやクン、エンドロシが来て助けてくれました。王野(成)の回想も本当に良かったです。誰にも頼らずひとりで塔を登っていこうとしていた夜が、王野と出会ったことをきっかけとして自然と仲間ができて、ようやく心から信頼できるっていうところまで来たんだなと感じました」。この王野が夜に語りかける回想シーンは、実は原作にはないアニメオリジナル。鈴木監督いわく、2人がともに塔を駆け上がってきたことを振り返るべく、オンエアギリギリまで構成を練った末に盛り込んだ場面なのだという。

最終話となる第26話「旅立ちの夜明け」には、市川が「このシーンを見るために、ここまで頑張ってきたといっても過言ではない」とするほどの見どころが。ぜひ本放送を見て確かめていただきたい。

そして第1期、第2期と続いてきた「神之塔」の展開を振り返り、市川は「『人は変われる』んだなと感じました。自分が身を置く環境や人からの影響を受けて、ここまで大きく変われるんだなと。僕自身も、常に変化を求めて生きていきたいなというマインドになりました」と語った。

質問コーナーでは、市川が“ビオレ”と“夜”の声のトーンの違いについて問われる一幕が。市川は、第2期の前半ではビオレとして「強い理想の自分」を演じるために声を低くし、後半で正体を明かしてからは、夜としてトーンを上げたのだそう。ただし歳月を経て成長しているため、第1期の夜に比べると全体的に少し低めにするよう心がけているのだとか。第1期から通しで見返すと、新たな発見がありそうだ。

「アニメでおいしくなったなというキャラクターは?」という質問に対しては、鈴木監督がシアシアを挙げ「ウサギモチーフで原作でも可愛いイメージですが、そこまでコミカルな印象はありませんでした。アニメでは心もぴょんぴょん跳ねるような感じで、見ていて楽しいキャラクターになったと思います。心のなかに闇は抱えていますが、塔の中にあっては純粋な方なので、ちょっと推しですね」とコメントしている。

また、末柄がエンドロシについて自身の解釈を明かす場面も。末柄は「第2期のエンドロシは“狩人”」と表現。「第2期でのエンドロシは、ずっと夜とのデートにこだわっていますが、これはまだ恋心ではないと思うんです。エンドロシは過酷な生い立ちから、ようやく年相応の感情を育めるようになってきたところで、デートの何たるかもよくわかっていない。今はまだ夜のことを振り向かせたい――どう攻略してやろうか――といった感じで、恋に発展するのはここからだと思っています。私としては、見ていてすごく楽しい時期です!」と身悶えしながら熱弁した。

さらに、クン役の岡本信彦から市川に「クンのことをどう思っている?」という質問も届けられた。市川は「夜にとってのクンは“仲間”という特別な存在のなかのひとりだと思います。ただ、ほかの仲間たちとの間に差はないと思うので、クンが夜に向ける感情の重さと天秤にかけると、そちらのほうに大きく傾くかもしれません」と苦笑。一方で、市川個人の目線からのクンは「いつも隣にいてほしい人」であるとし、「夜自身、こうと決めたら周りが見えなくなって突っ走っていくタイプなので、『俺がいないとしょうがねえな』ってクンがサポートしてくれるのが、ラークを含めたスリーマンセルのいいところだなと思います」と語った。

抽選コーナー、告知などを経てトークショーはクライマックスへ。「第2期でひとまずの区切りがつきました。でも、いまは第3期を夢見ています。これから夜たちがどんな物語を歩んでいくのかを、みなさまと一緒に見届けたいですし、こうしてまたお会いできる機会があればいいなと思います」という末柄の言葉を引き継ぎ、市川が「“工房戦”がこうして映像化されて、とてもうれしい気持ちで、いちファンとしては、もう満足! と思っていたくらいです。でも、やっぱり26話を終えてみると“ネームハント”“地獄列車”“隠された階”……この先のお話もアニメで見たいです。みなさまの応援があったら、またチャンスがあるかもしれません。引き続きみなさまの声の力を借りて頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」とさらなる応援をファンに呼びかけ、イベントの幕を引いた。

■【神之塔 -Tower of God- 工房戦】最終回先行上映会&トークイベント
【日時】12月26日(木)19:00~開演(本編上映後トークショー実施)
【会場】ヒューマントラストシネマ渋谷
【出演】市川太一(ジュ・ビオレ・グレイス役)、末柄里恵(エンドロシ・ザハード役)、鈴木慧監督

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