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『戦後80年プロジェクト』テーマ曲は「戦場のメリークリスマス」メインテーマのピアノバージョン

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2025/1/26 17:00

今年は戦後80年。太平洋戦争を体験した方は少なくなり、その言葉を直接伺える機会は減ってきている。一方で、ウクライナ、ガザなど、世界では戦争状態が続き、日本を取り巻く環境も厳しくなってきている。
この2つのことは、もしかしたら互いに関連しているのではないか。この世界情勢は、戦争の愚かさ、悲惨さを、私たちが実感できなくなっているせいではないか。何かできることはないだろうか―。そんな思いから、TBS/JNNでは「戦後80年プロジェクト つなぐ、つながる」をスタートさせる。
『JNNニュース(昼)』『Nスタ』『news23』『報道特集』『サンデーモーニング』といった報道番組内で、戦争の愚かさ、悲しさを伝え、どうしたら戦争を防げるのかを考える特集を毎月放送。二度と戦争を起こさないために、80年前に起きたことをしっかり振り返り、教訓を得て、未来に「つなぐ」ことを目的に、2025年1年間を通して行うプロジェクトとなる。
まずは1月27日(月)からの一週間、『JNNニュース(昼)』『Nスタ』『news23』で5つの企画を放送予定。以降も毎月企画の放送を続け、8月にはさらに集中的に多くの企画を予定。終戦の日が過ぎても継続して放送していく。

またインターネット上では、Yahoo!ニュースと共同で「#きおくをつなごう」をスタートさせる。一般の方がお持ちの80年前の「きおく」を、2つの方法でデジタル空間で共有していこうという試みだ。
1つ目の方法は、一般視聴者が自らの祖父母らの戦争体験を聞き、その内容や感じたこと、見せてもらった写真などを、共通のハッシュタグ「#きおくをつなごう」をつけてSNSに投稿、共有していく。TBSでは、4年前にも同様のハッシュタグキャンペーンを行い、1500以上の投稿が集まり、貴重な戦争体験を共有することができた。また関わった多くの人から「戦争を自分事として捉えるきっかけになった」との感想が寄せられた。今回はTBSのアナウンサーたちもこの企画に積極的に参加していく。
2つ目の方法は、TBS/JNNが持つ80年前の映像・画像を公開。そこに映る人や物、場所といった具体的な情報を視聴者から直接寄せてもらう。この「#きおくをつなごう」プロジェクトをYahoo!ニュースと共同で行うことにより、より広い世代で戦争について考えるきっかけになることを目指す。

「戦後80年プロジェクト つなぐ、つながる」のテーマ曲は、坂本龍一の永遠の名曲「戦場のメリークリスマス」のピアノバージョン、「Merry Christmas Mr. Lawrence – version 2020」。2020年の12月12日に行われたオンラインコンサートで坂本がピアノ演奏した音源を、「つなぐ、つながる」プロジェクトのために坂本自らミックスした曲だ。4年前からTBSの反戦プロジェクトとともに歩んできた名曲が、今年もプロジェクトに花を添える。

坂本龍一は、プロジェクトに楽曲を提供するに際し、生前、2度にわたってコメントを寄せている。

<2021年>
戦争が起きてほしくない。
戦争は、自国、敵国の差なく、ただ若い兵士と無辜の民を傷つけ殺す。
なぜ戦争がなくならないのか。
なぜ戦争を起こそうとする人間がいるのか。
戦争で利益を得ることに倫理的に耐えられる人間がいるのか。
今も世界のあちらこちらで子供の上に爆弾が落とされている。
なぜ私たちは止められないのか。

<2022年・・・ウクライナ侵攻後に>
抑圧した側は一世代で忘れてしまうが、抑圧された側は七世代忘れない。
しかしよく考えると、抑圧した側が忘れてしまうというのも、
無責任なだけではなく、実は潜在的な罪の意識が働いているのだとも考えられる。
アメリカ人が原爆を落としたことを色々な理由で肯定したがるのも、
逆に言えばそれだけ罪の意識を感じているのだと思える。
そんな罪の意識や憎しみと共に生きなくともよい世界になればいいのだが。

■コメント
<プロジェクトプロデューサー・延廣耕次郎>
ひとつひとつの記憶をつなぎ、未来に向けて記録に残す。世代や場所を越えてつながり、「戦争のない世界」を追い求め続ける。そんなプロジェクトを目指し、TBS/JNNの総力をあげて取り組みます。

◆「戦後80年プロジェクト つなぐ、つながる」
2025年1月27日(月)~12月31日(水)
参加番組 『JNNニュース(昼)』『Nスタ』『news23』『報道特集』『サンデーモーニング』
公式サイト https://www.tbs.co.jp/TBS-NOWAR-project/
(C)TBS

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