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森保監督、アマチュア時代は「月給4万5千円」松木安太郎、前園真聖とJリーグ黎明期を回顧

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2025/5/14 18:48

サッカー解説者の松木安太郎、前園真聖、サッカー日本代表の森保一監督が14日、都内で開催された「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」に登場。監督や選手としてピッチに立った1993年のJリーグ開幕当時を振り返り、32年前の思い出話に花を咲かせた。

3月20日のバーレーン戦に2対0で勝利し、8大会連続8度目のワールドカップ出場を決めた森保ジャパン。冒頭で祝福された森保監督は、「我々も選手もスタッフも本当に頑張ってくれましたが、皆さんの応援であったり、ここにおられる方々が盛り上げてくださったお陰で勝利につながったと思います」と感謝の言葉を口にし、「Jリーグで選手、スタッフ、監督として経験させていただいた私が、日本代表としての責任を背負い、皆さんにも喜んでいただけるようにまた結果を求めて頑張っていきたいと思います」と本番のワールドカップ本戦に向けて新たな決意を述べた。サッカー解説者として日本代表を見守ってきた松木は、「素晴らしい選手が多い中、我々の耳に入ってくるのはワールドカップで優勝するんじゃないかというね。すごく自信を持って優勝するまでは相当な努力も必要になってくるとは思いますが、その夢に向かって期待を膨らませながら応援したいと思います」とエールを。前園も、「Jリーグの選手たちが海外に行きますし、これからその選手たちをどう選考するのか大変だとは思いますが、期待したいと思います」と森保監督を気遣いながらも本番での活躍を願った。

1993年5月15日に開幕し、今年で32年目を迎えるJリーグ。32年前の開幕日でもある5月15日を「Jリーグの日」と定め、毎年様々な施策を行っている。今年のキャンペーンは、5月17・18日に開催される試合を対象に、復刻版の「Jリーグチップス(選手カード付)」が来場者に無料配布されることがこの日発表された。
32年前にJリーグが開幕した1993年5月15日。松木はヴェルディ川崎の監督として横浜マリノス相手に国立競技場のピッチに立っていた。「忘れちゃいましたね(笑)」と遠い記憶を辿りながらも、「本当にたまらないぐらい幸せな日が来たなという感じでしたね。お客さんの盛り上がりが一変し、今までの日本サッカー界とは違う新たな日が来たなという印象でしたよ」と劇的にスタジアムが変わったことを懐かしそうに回顧。森保監督は翌5月16日の市原戦で、サンフレッチェ広島のスターティングメンバーとして広島スタジアムでJリーグの開幕を迎えた。「一言で言うと幸せ、喜びの中に包まれたと思いますし、当時はアマチュアがプロになる時代でしたから、生活できるようになってくんだということや、満員のスタジアムを見てこれが夢でないようにと凄く思いました」と危機感も感じたようで、「アマチュア時代は月の給料が4万5千円。そこから石にかぶりついてでもサッカーでご飯を食べて行かなければと思ったのを覚えています」とプロとしての自覚が芽生えたという。一方の前園は、開幕節でデビューできず、同年6月5日第7節のヴェルディ川崎戦がJリーグデビュー。横浜フリューゲルスのメンバーとして後半に国立競技場のピッチに立った。「開幕戦はベンチにも入れなかったので早くピッチに立ちたかったですね」と当時を振り返り、「途中交代で10分ぐらいプレイさせてもらいました。ボールに触った記憶はありませんが、カズさん(三浦知良)にファウルした記憶があります。舞い上がっていて本当に覚えていませんよ」とほろ苦いデビュー戦だったという。

復刻版の「Jリーグチップス(選手カード付)」は、Jリーグ黎明期を支えたレジェンド選手35人、さらにJリーグ公認番組の特別カード、そしてJ1・2・3全60クラブから各クラブ3人ずつの計180人を加えた合計220種類のラインナップ。当時サンフレッチェ広島のスタメンだった森保監督は、レジェンド選手の1人としてカードにもなっている。そんな森保監督の選手時代の印象を問われた前園は、「森保監督は選手として中盤でバランスを取っていました。選手の頃からバランスを見ながらマネジメントができる素質が十分にあったと思いましたよ」と当時から監督的な資質を感じたといい、松木も「森保監督は選手時代、バランスとともにすべての人をリスペクトしていました。だから今のチーム作りに合っているんじゃないかなと思います。試合が終わってサポーターに感謝の言葉を伝えていますが、選手時代から変わってない気がしますね」と選手時代からサポーターを大事にする森保監督の心遣いは変わらないとか。また、当時は切れ味鋭いドリブルでJリーグを沸かせた前園の印象について森保監督は、「こいつすげーなーと、私の力では抑えられる選手じゃないと思いましたね。代表での練習でも対戦しましたが、カツカツやって自由を奪ったり耳元で囁いたりしていましたよ」と普通のプレイでは前園を止められなかったという。一方の前園は、「森保さん、井原正巳さんはシュッとしていてスマートな感じですが、球際は結構キツかったですね(笑)」と明かして笑いを誘った。

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