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伊集院光、スマホ1日2時間条例に問題のすり替え指摘「まだそんなこと言ってんだと思って」

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2025/8/26 12:41

お笑い芸人の伊集院光が、25日放送されたTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(月曜25時)に出演。愛知県豊明市が提出した「子どものスマートフォンやゲームの使用を1日2時間に制限する」という条例について言及した。

伊集院は「愛知の豊明市だっけ?『スマホやゲーム1日2時間』みたいな条例作るっていうやつなんだけど」と切り出す。条例といっても罰則がないことを指摘し、「選挙に一番来る、中高年のウケがいいっていう。かと言って実質何をするわけでもない」と本音をこぼした。

伊集院は、脳科学者であり解剖学者の養老孟司氏に及ぶ。伊集院はかつて養老氏と共著を出し、その思想には深く影響を受けているという。特に印象的だったのは、ゲームショーの場で養老氏が語った言葉だ。

「ゲームには中毒性がありますか」と問われた養老氏は「あるに決まってる」と答えたという。その一言に会場は一瞬ざわめいたが、養老氏は「楽しいこと、気持ちの良いこと、便利なものには全て中毒性があります。自分で制さなければ、ずっとやり続けてしまう人はいます。しかしそれは何であっても同じことなんです」。

伊集院はこの言葉を引用しながら、かつて二宮金次郎も「勉強」という行為に没頭してやめられなかった少年であり、その集中が人を偉人へと押し上げる場合もあるのだと説く。つまり「没頭」は「依存」と紙一重で、禁止や制限をかけるだけでは本質に届かないという視点だ。

そのうえで伊集院は「俺、逆に言うと、70歳以上の人にスマホを覚えさせた方がいいと思う」と持論を展開。超高齢社会を迎える日本で、生活のデジタル化は不可避で、むしろ高齢者にこそデジタル機器の利便を教えることが大切だと強調した。「今後、俺、自分で思うけど、一番の親孝行は年老いた親に、スマホを覚えてもらうことだと思う」ともコメントした。

条例については「これはその一応そういうことを作っといた方が、考えるようになるだろう、みたいなゆるい理由で出してるってすごくて」と苦笑する。そして決定的に「俺、多分、市境の学校どっち行こうかと思ったら、絶対この学校行かないもん。同じ距離のところに遊び行く先があっても、この市には行かないもん」と断じた。

彼は不登校を例に出し、「学校行かない子がスマホいっぱいやってるとか、ゲームいっぱいやってるとか、まだそんなこと言ってんだと思って」と問題のすり替えを指摘。スマホが原因で子どもが学校へ行かないのではなく、学校へ行かない子が結果的にスマホに時間を費やしているに過ぎないのではないかと問いかけた。「スマホをなくしたら学校来んじゃねぇかも、全部間違ってると思う」と言い切り、単純な因果関係で語ることへの違和感をにじませていた。

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