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能登復興を目指し「美味しい」がテーマの非常食が登場 被災地復興をポータブル電源メーカー「Jackery」が支援

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2025/9/20 16:42

ポータブル電源・ソーラーパネルのJackery(ジャクリ)が19日、東京都渋谷区のROOM MATE HARAJUKUで「“たのしい”で、そなえる。」防災プロジェクト「Jackery PLAY PARK」第一弾「KNOTO メシ」メディア向け発表・試食会を開催した。

同社は「”たのしい”で、そなえる。」をコンセプトとした防災プロジェクト「Jackery PLAY PARK」を防災月間となる本日より始動する。Jackeryは昨年の能登半島地震以降、インフラの不足している施設や避難所、住居に対し、ポータブル電源やソーラーパネルの無償提供を行うなど、継続的な被災地支援を行ってきたといい、同社の鈴木広介氏は、同社がポータブル電源、ソーラーパネルを合計260台(2400万円相当)寄付したことや、「単発では意味がない、持続可能で継続的でなくては意味がない」と現地の課題を調査した上で、これまでの防災の形をさらにアップデートした新たな取り組みを今後も継続することを発表した。

プロジェクト「Jackery PLAY PARK」の第1弾は食がテーマになっており、現地での聞き込みで非常食の味がそれほどおいしくないという声を聞いたことが開発のきっかけになったとも紹介された。機能面のみの非常食ではなく、ふだんでも食事として楽しめる “美味しい非常食” の必要性を見出したといい、1日1食だけでも “美味しい非常食“を召し上がっていただくことで、心も身体も元気になっていただきたいという想いから「KNOTO メシ」を開発したと話す。

この「KNOTO メシ」は、能登地方の伝統的な食材と食文化をベースに、被災で得た知見を付加価値とした非常食になっており、レトルト製法である真空高温高圧調理で殺菌を行うことで常温保存ができ、調理にできる限り水を使わないことを特色とする。能登の人たちの協力を得て開発されたことも強調し、パッケージデザインは能登在住のグラフィックデザイナー・池崎万優さんが手掛けたことが紹介された。

発表会では上記のコンセプトをもとに開発された「ノトムヤムクン」がお披露目された。タイの伝統的なスープ「トムヤンクン」のオーマジュ商品で、子供も高齢者も楽しめる味つけが施されているという。具体的にはナンプラーの代わりに能登半島に古くから伝わる魚醤「いしり」が使われていることや、辛味や酸味などをあえて加えず、あとで食する人が好みで味付けできるよう作られていることが紹介された。被災地の人たちのビデオメッセージも紹介され、「日常が失われ、毎日、毎日不安でいっぱいだった」と被災時の現地の人の心境などに参加者たちが真剣な表情で聞き入る一幕もあった。

同社は9 月 20 日、21日にも、東急プラザ表参道「オモカド」6 階イベントスペース「LOCUL」にて、防災、アウトドア、都市型カルチャーを盛り込んだ防災コンテンツを体験できる一般向けイベント「Jackery PLAY PARK : EXPLORE &GATHER」を開催する。(了)

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