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伊集院光、ハライチ岩井に勧められた映画『ひゃくえむ。』を語る──夫婦で「楽しめる度に差があった」理由とは

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2025/11/18 16:54

タレント伊集院光が、17日放送のTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(月曜25時)に出演。ハライチ・岩井勇気にを勧められたアニメ映画『ひゃくえむ。』の感想を語った。

伊集院は「『ぽかぽか』の始まる前に、ちょっと5~6分かな、岩井君と話すことあるんだけど」と切り出し、「岩井君に『最近見たアニメで、面白かったのあったんですよ』って言われて、『ひゃくえむ。』っていう、題材は100m走のアニメ。面白いからって言われて、俺、岩井君のアニメのおすすめは全面的に信頼してるから」と明かした。

その言葉を信じ、妻と連れ立って映画館へ足を運んだという。「もう岩井君おすすめのやつで間違いなくて、面白かったのはもう間違いなく面白かった。行ってよかった、それはカミさんも俺も行ってよかった」と満足げに語った上で、夫婦間で作品の受け取り方に違いがあったと振り返る。

「カミさんすごい面白いって言ってんのね。で、なんでこの100m走を頑張るのか、その陸上選手たちはなぜ走るのかっていう壮大なテーマなわけ」と話し、「カミさんのつけてる100点満点の例えば150点ぐらいで、俺のつけてる100点満点の100点ぐらいの差って何なんだろうと思って」と分析した。

伊集院はその差について「俺、人生で1度も走って良かったと思ったことない(笑)。いわゆる人を抜く気持ち良さとか、人を抜けない悔しさとか、多分一度もない」と率直に語る。運動が得意で、走る爽快感を知る妻との感性の違いが、作品の「楽しめる度」に影響したのではないかとコメント。

『ひゃくえむ。』について、原作が『チ。-地球の運動について-』で知られる漫画家・魚豊によるものであり、伊集院も「みんなカッコイイの。走ってる人たちの覚悟とか、なぜ走るかを言うんだけど、まぁ名言が多すぎる(笑)」と熱を込めて語った。100分に凝縮された物語の密度にも感嘆しつつ、「ギュッとしてんなって」と作品構成の巧みさにも触れた。

一方で、映像表現についての感想も印象的だった。「作画がすごいんだよね。上手く言えないけど、実写っぽいところと、主人公だけは漫画的な絵なんだけど、背景は水彩画みたいになってるよ、とか油絵みたいになってるよ、とか」。上映直後には「最近はコンピューターだから、こんなこともできるんだ」と感心していたという。

しかし帰り道に記事を読んだことで、印象は一変した。「実はあれを描いてるすごさなのね。一旦実写映像を撮って、その上から別レイヤーで1枚1枚描いていくって。最初のカットに何百枚っていう枚数使ってるらしい」と制作の手間を知り、驚きを語った。

「俺はデジタルを過信してるから、『もっとできちゃうんだ』って思っちゃってる。だけど本物が理解できてなかった」と自省する場面も。「そういうものは自ずと分かるはず、っていう説に関しては、俺のセンスは多分追いついていない」と語る伊集院の言葉には、アニメ表現に対する敬意がにじんでいた。

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