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GACKT、豪州の「16歳未満SNS禁止」に疑問「SNSだけ標的でテレビは聖域なのか?」
2025/12/17 17:20
ミュージシャンのGACKTが17日、自身のXを更新。オーストラリアで施行された「16歳未満の子どものSNS利用禁止法」について長文の私見を投稿した。
世界で初めて16歳未満のソーシャルメディア利用を禁じる同法は、年齢確認をSNS各社に義務づけ、違反すれば罰金が科されるなど大規模な規制となっていて、FacebookやInstagram、TikTok、X、YouTube(子ども向けは対象外)などが対象とされている。
GACKTはこのニュースに触れ、「オーストラリアで、【16歳以下のSNS使用が禁止】になるというニュースを見た」と切り出していて、「ボクは、SNSという道具は【自由】を与える一方で、【扱いを誤れば心を壊す刃物】だと捉えてきた」と独自の視点を示した。そのうえで「大人ですら振り回されるものを、子どもに丸投げするのは無理がある。だから国家が線を引く判断自体は理解できる」とし、規制そのものの必要性については一定の理解を示している。
一方でGACKTは、SNSだけを強く規制する姿勢に疑問を投げかける。「だが、ここで幾つもの疑問が生まれる。YouTubeなどのSNSは危険だから禁止。ではテレビはどうなんだ? 16歳以下はテレビは禁止にならないのか?」と問いかけた。続けて「情報の洪水という意味では構造はほぼ同じ。刺激の強度はテレビの方が高い場合もある」とし、テレビだけを安全圏とみなす考え方に「SNSだけを標的にしていて、テレビを聖域扱いする論理には無理がある」と突きつけた。
投稿では、SNSがすでに生活の基盤となっている現状にも踏み込み、「さらに、SNSはすでに生活の基盤だ。完全に閉じるのは非現実的で、遠ざけるだけでは判断力は育たない」と指摘している。加えて「抜け道も多く、守るべき子どもだけが不利になる」と述べ、表面的な規制だけでは当事者を十分に守れないどころか、かえって情報環境の格差を広げかねないと警鐘を鳴らした。
GACKTは議論の焦点について「結局、論点は【道具】ではなく【主体性】だ」と強調し、「テレビでもSNSでも、何を選び、どこで線を引くかを鍛えることが本質」と主張した。国家による規制よりも、「親も学校も本人もこの情報に溢れた世界で、【どう生きるか】を教える方が力になる」としたうえで、「問われているのは、自由を奪うことではなく、【自由を扱える人間をどう育てるか】だ」と問題提起している。
最後にGACKTは、「まったくよくわからない世界になったもんだ。オマエはどう考える?」と読者に問いかける形で投稿を結んでいて、SNSとテレビ、そして自由と規制のバランスを巡る議論を広く投げかけている。
https://twitter.com/GACKT/status/2001081602483613986

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