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あの、キムチラーメンが沁みた……地上波ドラマ初主演で挑んだ冬場の群馬ロケ振り返る

エンタメ ドラマ&映画

2026/4/2 14:51

ドラマ『惡の華』記者会見

 鈴木福とあのがダブル主演を務めるドラマ『惡の華』(テレビ東京系、毎週木曜深夜24時00分〜)の記者会見が2日、都内で行われ、鈴木、あののほか共演者の井頭愛海、中西アルノが出席して、ドラマの見どころや撮影の舞台裏を語った。

 押見修造による同名コミックを映像化した本作は、鈴木演じる主人公の春日高男が、クラスのマドンナ・佐伯奈々子(井頭)の体操着を衝動的に盗むところを仲村佐和(あの)に目撃されたことに始まる青春物語。春日はボードレールの詩集「惡の華」を愛読し、自分は他の生徒たちとは違うと思い込んでいる青年で、佐和は本能や欲望を隠して生きる人間たちをクソムシたちと呼ぶなど、狂気を胸に秘めた女性。春日はそんな佐和にやがて翻弄され、自らのアイデンティティを少しずつ崩壊させていく。

 主題歌はanoが佐和の役に向かい合い、本作のために書き下ろした「愛晩餐」が使用される。また、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ 」でのアジア見放題独占配信も決定している。

 あのは本作が地上波ドラマ初主演となるが、「原作を読んだ時にすごく衝撃を受けました。読めば読むほど登場人物のどこかが僕と重なる部分がある不思議な作品だなと思いました」と本作の感想を述べる。撮影は冬場の群馬で行われたといい、「群馬は山じゃないところを探すのに苦労しました。外を歩いてもお店とか開いていないし、別世界に来たような感覚になりました。でも、長くやると、自分も群馬の人になったような気になれるほど、愛着が湧きました」と群馬に親しみを感じたとのこと。

忘れられない思い出になりました

【画像】ドラマ『惡の華』記者会見

 あのは「ずっと寒かったんですけど、土砂降りのシーンがあって、震えが物理的に止まらなくなって……。その時にキムチラーメンが出てきて、それを食べると、しみてしみて……。忘れられない思い出になりました」と撮影のエピソードを紹介。

 鈴木福が演じる春日を見て、生まれ変わったら春日になりたいと思ったとも回顧し、あのは「登場人物全員しんどそうで、想像しただけできつい。そんな中、春日はなんだかんだいい思いしているなって。みんなが引き寄せられるような存在。僕も(春日のように)ブルマ盗みたいって。人が着たブルマを盗んで自分が履く。いいなって……」と述べた。

 あのによれば鈴木は殴られる演技がうまかったとのこと。「殴りがいがありました」と感想を述べる。鈴木もそんなハードな撮影を振り返りつつ、「毎日が印象的でした。山場となるシーンがたくさんあって、ワンシーン撮り終わってもどんどん山場になるシーンが出てくる。僕自身もパンツ一枚になったり、裸になったり、大変だったなって。撮影は秋から冬にかけてだったので、本当に寒かったのを覚えています。凍えそうで、暖をとりながらみんな演じていました。最終的には海に入ったり、みんな何かしら濡れるシーンがあって大変でした」と振り返った。

 佐伯役の井頭は本作の原作を読んでファンになったといい、「ドラマに出てくる公園のシーンがすごく印象的でした。そこは原作に出てくる(モデルになった)公園だったんです。その場所で撮影させていただけるのが光栄で……。より役に近づけたワンシーンになったと思います」と話す。またあのが演じる仲村を見て、「自由な生き方をする仲村さんに1日だけなってみたい」と思ったとも述べ、「初日があのさんの『クソムシが』って言うシーンで、迫力がすごかった。私もクソムシって言ってみたい」と笑顔を見せる。

 中西も「撮影の合間に中あきの時間があって。その間に群馬のスーパー銭湯に行ったり、無料の動物園に行ったり。素敵なところでした」と懐かしげに群馬ロケを振り返り、撮影時、乃木坂46でもしたことがなかったという、初めて髪を染めての演技に挑戦したことも振り返っていた。
(取材・文:名鹿祥史)

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