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伊藤 蘭ライブ、ツアー初日はキャンディーズ 解散記念日から!19曲中12曲がキャンディーズ・ナンバー!
13時間前
今年、ソロ・デビュー7周年を迎えた伊藤 蘭のコンサートツアー『伊藤 蘭 コンサートツアー 2026「Dance on!Love on!」』の初日が、4月4日、神奈川県のカルッツかわさき ホールで開催された。
4月4日といえば、キャンディーズ時代からのファンにとっては忘れ得ぬ日である。今から48年前、後楽園球場でキャンディーズの解散公演が行われた日だ。そんなメモリアルデーに会場を埋め尽くした観客にも、それぞれ感慨深いものがあるだろう。ロビーの一角には伊藤 蘭の分身キャラ「コランちゃん」が置かれたフォトスポットがあり、記念撮影をする人たちで賑わい、客席では早くも「蘭ちゃん!」コールを叫ぶファンが準備万端、開演を待ち侘びていた。
客電が落ちるとバンドメンバーが入場。コーラスの2人がステージ前方に立ち、イントロと共に中央から黒のパンツスタイルの伊藤 蘭が現れ、会場は大歓声に包まれる。オープニングの2曲はキャンディーズ時代のアルバム曲から、かなりの激レアなナンバーがいきなりの登場。当時を知るファンからはどよめきの声が上がった。振り付けも新たに施され、意外な選曲にもかかわらず、曲に合わせてペンライトを振る対応力の速さは、さすがという他ない。
「こんばんは!今日は、4月4日ですね! 心よりありがとうございます」
前半のハイライトは、4月1日に発売された4枚目のソロ・アルバム『Bright on』から「ファンタスティック・ラヴ」「好きでもなんでもない」を披露。これまでにないタイプの、ポップでダンサブルなナンバーは、さらなる進化をみせる伊藤 蘭の新たな世界といったところ。
そして、昨年秋に代わった新メンバーによる強力な「SUPER CANDIES」の演奏が始まると、ステージ全体が真っ赤なライティングに変わり、観客のコールも一段と大きくなる。ここからは恒例のキャンディーズ・ゾーンに突入だ。
鮮やかなピンクのラインストーンの衣装に着替えた伊藤が登場し、「危い土曜日」からスタート。今回のステージセットはカラフルなライティングが魅力の1つで、180度回転するライトが縦横無尽にステージや客席を照らし出す。「哀愁のシンフォニー」まで一気に4曲を歌い終えて、一旦、15分間の休憩に入る。
会場は凄まじい熱気に‥
ギャラリーで他の写真を見る 後半戦もキャンディーズナンバーからスタート。ゴールドの衣装に身を包んだ伊藤の姿に大きな歓声が湧き、コンサートツアーでは初披露となる「内気なあいつ」のイントロが流れると、会場がどよめく。こうして毎回少しずつキャンディーズ曲を入れ替えながらのセットリストも嬉しいが、ライブ感満点の演奏に変わったことで、おなじみのナンバーも新鮮に聴こえる。
伊藤も「お若い方も、そうでない方も(笑)、知っていたら一緒に歌ってください!」と観客をのせまくり、よりロック色を強めた「春一番」で会場の一体感もMAXに達した。実に本編の19曲中12曲がキャンディーズ・ナンバーで、今、この場にいる全員が、伝説のグループの輝きを分かち合うかのように力強い応援で応え、会場は凄まじい熱気に包まれた。
「4月はいろいろな思い出がよみがえってきます。スーちゃんの誕生日も4月8日でした」そう語る伊藤は、キャンディーズの一員であったことに感謝の意を述べ、再び最新アルバムの楽曲を披露。特に本ツアーのタイトル・チューンでもある「Dance on! Love on!」は、ちょっと懐かしいタイプのダンスナンバーだ。キャンディーズ時代を思わせるキュートな振り付けで、パワフルに歌い踊る伊藤の姿も圧巻だが、新曲ながらしっかりと曲に合わせてペンライトを振って応援するファンの姿にも胸が熱くなる。
アンコールでは、鮮やかなティファニーブルーのワンピースに身を包んだ伊藤の美しさに、会場のあちこちからため息が漏れる。
「楽しいですね! 本当に楽しい!」
この日のステージ、伊藤は「楽しい!」を連呼しているのが印象深かった。ソロ・デビューから7年を迎え、コロナ禍を経て、ファンとの熱い交流を楽しんでいる姿が、より一層愛おしく思える。ファンも万感の思いで、彼女のパフォーマンスを受け止めているようだ。歌い終えた伊藤は「今日という日を一緒に過ごせたこと、素敵な思い出をありがとうございました」と感謝の想いを語り、熱気に溢れたこの日のステージを終えた。
今回のコンサートツアーは、6月7日の福岡まで全国6都市9公演が開催される。5月30日(土)、31日(日)はオープンしたばかりの東京ドリームパークの中に出来たSGC HALL ARIAKEでの公演で、この2日間だけは、今や風物詩となった紙テープ応援OK!そしてスペシャルゲストに趣里が出演する嬉しいスペシャルライブだ。ソロデビュー7年を迎え、さらにパワフルにアップデートされた伊藤 蘭のステージを、長年のファンはもちろん、まだ見たことのない人も、ぜひこの目に焼き付けてほしい。当日は赤・青・黄色の紙テープを持ち込んで、SGC HALL ARIAKEに集結しよう!
取材・文 馬飼野元宏
撮影 岡本隆史

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