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伊集院光、AIが制作するラジオ番組に「結果、生島ヒロシさんなんだよ!」と熱弁する真意
2026/4/14 10:30
お笑い芸人の伊集院光が、13日放送のTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(月曜25時)に出演。SNS上でお菓子評論家が生成AIを使用して投稿していたことが判明した件や、AIが制作するラジオ番組について自身の考えを語った。
伊集院は番組で、「最近、思ったんだけどね。俺、これなんつったらいいのかな…人間ってそういう風になっちゃうのかな」と口にし、AI技術の進化に対する複雑な思いを明かした。SNSで人気を集めていたお菓子評論家が、実はAIによって作成された文章を投稿していたと知り、「最初はすごいお菓子が好きで発信してたと思うんだよね。それがどのタイミングから労働になっていくんだろう?」と問いかけた。
伊集院によると、AIが商品説明文を生成して投稿するシステムが誤作動し、「元のサイトの情報量が少なかったために…」というAIの文言がSNS上にそのまま掲載されてしまったという。伊集院はその出来事を「良いとか悪いとかじゃなくて、人間の情熱がどこかで変質していく瞬間があるのが怖い」と表現。自身も長くメディアの世界にいるからこそ感じる、“熱意が義務に変わる瞬間”を重ねて語った。
忙しさの中でAIに頼るようになる
さらに、伊集院はAIが生成するコンテンツの精度についても触れた。「見たい人は画面を2回タップ、みたいな感じになるじゃん。ちょっとホッとすんのは、それでもほぼ遜色がないの」と話しつつも、「これ、心が入ってない」は、かろうじて分かると人間との違いを強調した。その上で「元々好きで始めた人が、魔が差すのか、忙しさの中でAIに頼るようになる」と、人がAIに委ねてしまう構造を冷静に見つめた。
続けて、「ラジオをAIがやるって話なんだけど」と切り出し、AIによるラジオ番組生成の話題へと展開。「何年の何月って年代を入れてAIにラジオ番組を生成させると、その時代の流行や事件を元にフリートークをちゃんとしてできるっていう」と仕組みに驚きを示した。「例えば『ついこの間のね、甲子園で大阪桐蔭が優勝しましたけれども…』みたいなやつをAIが言う」と笑いながらも、完成度の高さに「これは半分ワクワク」と語った。
一方で、「掃除のBGMみたいな使い方をする番組としては全然成り立つ」と一定の理解を示しながらも、「俺が評したところで『人間の方がいいに決まってる』って言うほかない」と、人間の創作に対する揺るぎない信頼をにじませた。
そして最後に、「じゃあそうするとやっぱり、これから必要とされるのは原稿をなくしたり、試食してたものをそこにぶっくら返すとかっていうのがないと、結局AIはやらないから」と語り、ラジオの本質を“人間くささ”に見出したうえで、「結果、生島(ヒロシ)さんなんだよ…生島さんのアングルなんだよな、それは(笑)」と締めくくった。
【画像】4月13日放送のTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(月曜25時)

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