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見上愛、朝ドラ「風、薫る」の役作りで感じた看護の原点とは?

エンタメ

2026/5/13 16:27

見上愛

 公益社団法人日本看護協会が、2026年の看護週間(5月10~16日)の初日である5月10日(日)に、若年層に向けて看護の魅力を伝えることを目的に、「看護の日」イベント「KANGO部!」を開催した。
 本イベントでは、昨年に引き続きMCをハリー杉山が務め、スペシャルサポーターとして俳優の見上愛、「看護の日」キャラクターのかんごちゃんが登場し、看護にまつわるエピソードや看護職を目指す中高生への熱いエールを交えたトークセッションが行われた。

 スペシャルサポーターとして登壇した見上愛は、現在放送中の連続テレビ小説「風、薫る」(NHK)にて、明治時代の看護師・大関和(おおぜき・ちか)さんをモチーフにした主人公・一ノ瀬りんを演じていることに触れ「当時の女性は特に、生まれや育ちによって生き方が決められてしまう時代だったと思います。その中で、本作の主人公たちは、日本にはまだ根付いていなかった“看護”という仕事に向き合っていく物語であるため、第一人者としての覚悟や芯の強さを大切に演じたいと思っていました」また役作りにあたっては、看護師として働く友人から話を聞いたほか、ナイチンゲールの研究をおこなう先生の講義を受講したことも明かした。

看護の基本は“観察”にある

「看護の日」キャラクターのかんごちゃんも登場

 また、看護への理解を深めたエピソードについて聞かれると、劇中でも描かれる、フローレンス・ナイチンゲールの著書「Notes on Nursing」の翻訳シーンを振り返り「“observe(オブザーブ)”という言葉をどう訳すかで悩む場面がありました。当時は“observe”=“観察”という概念がまだ日本で広く浸透していなかったことを知り、看護とは“手”や“目”を使って“患者さんを看る”ことなのだと学びました。看護の基本は“観察”にあると改めて実感し、今もその意識を大切に演じています」と語った。

 さらに、実際の看護師から指導を受けた中で特に印象的だったこととして、“シーツの敷き方(ベッドメイキング)”を挙げ、「最初は、なぜそこまで重要なのか分からず戸惑いもありましたが、何度も練習を重ねました。それでも、看護師の皆さんのように、一人で素早くシワなく仕上げるのは本当に難しかったです」と苦労を語った。これに対し、秋山会長は「シーツにシワがあると、寝返りが難しい患者さんの場合、床ずれ(褥瘡)の原因につながることもあります」と、その重要性を説明した。見上は、看護という仕事への印象の変化についても、「看護には“これが正解”という一つの答えがあるわけではなく、一人ひとりに合った答えを探していく仕事なのだと感じました。台本を読むだけでは分からなかった患者さんの悩みや思いを、劇中の現場指導の先生方と相談しながら考え、悩みながら演じています」とコメント。患者ごとに異なる課題や向き合い方があることを、役を通じて深く実感したと話した。

 最後に、本イベントのテーマである“見つめる、その先のわたしへ”にちなみ、見上は「一歩踏み出すことは勇気が必要ですが、その先には想像を超える出来事や出会いがあります。失敗も決して無駄ではなく、自分の人生を豊かにしてくれるもの。まずは挑戦してみてほしい」と、看護の道を志す若者たちへ温かなメッセージを送った。

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