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『機動警察パトレイバー EZY File1』上坂すみれ&戸谷菊之介 公開の反響を明かす
2026/5/17 09:07
2017年に製作決定を発表し、2022年にパイロットフィルムがイベントにて公開、さらに2024年9月に「2026年プロジェクト始動」を発表した『機動警察パトレイバー』シリーズの新作アニメーション作品『機動警察パトレイバー EZY(イズィー)』のプロジェクトが本格始動。2026年5月15日(金)より全3章構成で順次劇場公開となった。
そしてこの度、File 1公開記念舞台挨拶が、新宿ピカデリーにて開催された。会場には、本作の監督を務めた出渕裕監督、久我十和役の上坂すみれ、天鳥桔平役の戸谷菊之介、そして本作の舞台挨拶では初となる、間昭彦役の小林親弘が登壇した。更に、初期OVAから登場する旧特車二課の人気キャラクター・太田功を演じるベテラン池水通洋も観客サプライズで駆けつけ、計5名が登壇した。
池水通洋サプライズ登壇に会場熱狂「今も愛され続けていて感激」

制作決定の発表から約10年が経ち、昨日ついに公開を迎えた本作。上映2日目となるこの日は久我十和役の上坂すみれ、天鳥桔平役の戸谷菊之介、間昭彦役の小林親弘と出渕監督が登壇した舞台挨拶を実施!昨日行われた初日舞台挨拶とは、また違った角度からのエピソードが連発となった。
この日のイベント冒頭、会場に集まった観客に問いかけると早くも、2回目、3回目の鑑賞となるリピーターも多く見られ、登壇者からは驚きの声が上がった。
作品の反響について上坂は、「私のことを応援してくださる方は、なぜか『パトレイバー』リアタイ世代の方が多いんです。“やっぱりパトレイバーっていいよね!”という気持ちを分かち合えて嬉しいです」と喜びを滲ませた。
また、前日の舞台挨拶で登壇したHEADGEARのメンバーには、ミリタリー好きの上坂に「銃を持たせてみたい」という思惑があるという話も。これを受け、MCからおもちゃの銃が上坂に手渡されると、会場に集まった報道陣のカメラのシャッターが一斉に切られるなど、会場は早くも大盛り上がり。

戸谷は公開を迎えて「『EZY』を通して初めてパトレイバーに触れたのだが、僕自身もすごくハマっていて。僕ら世代にもしっかり刺さる作品だと思いますし、ファンの方々もたくさん足を運んでくださるのをみて本当に嬉しいなと思いました」と感慨深そうに語る。
今回、『パトレイバー』のイベントに初登壇となった小林。出渕監督は、「小林さんの演技を通じて、間という人間が見えてきた気がします。少し気の抜けたような、良い意味での“いい加減さ”が素敵だと思います」と語り、その演技に太鼓判を押した。
小林は、「違う現場で先輩の声優さんに『パトレイバー』をすごくお勧めされて、ちょうど観始めたタイミングで出演が決まったんです。色々なシリーズを通じて、“あ、何をやってもいいんだ”という気持ちになれたので、間も自由に演じさせていただきました」とアプローチ方法を振り返った。続けて、「『EZY』もめちゃくちゃ面白くて、早く続きも完成したものが見たいです!」と熱を込めて語った。
和やかなトークが展開される中、突如として「なんだ、なんだァ?どうなってる!!」というセリフが場内に響き渡り、その声に覚えのある人たちがざわつき始める会場。さらに「納税者だと思って優しくしてりゃ、つけあがりやがって!」と、“あの”名セリフで場内を盛大に沸かせながら、サプライズで太田功役の池水通洋が登壇。会場から大きな歓声が上がる中、「30数年前から蘇りました! ヨロシク!」と挨拶すると、会場はこの日一番ともいえる拍手に包まれた。

池水は「進士役の二又さんや、後藤隊長役の大林隆介さんとは、収録終わりに毎回近くのラーメン屋でビールを飲んでいました。懐かしいですね、パトレイバーの仲間!」と当時のエピソードを懐かしそうに語る。更に、池水は「十和を見て、泉と同じだな。約30年経ったんだなと思いました。EZYの皆さんも頑張ってください」と作品を彩る新たな声優陣にエールが送られた。
更に池水は、前日に篠原遊馬役の古川登志夫と会ったことを明かし、「明日話するからね!」と声をかけたというファンにはたまらないエピソードも披露した。また、今回のアバンナレーションは、池水の推薦をきっかけに古川の出演が実現したとのこと。池水によると、古川は「ナレーション、難しかったよ!」と収録を振り返っていたという。
そして、元々“パトレイバー”のファンだったと公言する上坂は、「令和になって、2030年代の世界でもレイバーに乗って、太田がうるさくしてくれている。その姿を見られたことが本当にたまらなかったです」と、太田のカムバックについて言及。さらに、「私が演じる十和も、(太田のように)すぐ撃ちたくなってしまう性格ではあるのですが、アフレコに入る前に改めてシリーズを見返して、“本物はこうなんだ!”というのをたくさん復習させていただきました」と役作りについても語った。
池水は、再び太田のオファーが来た時は「できるかなと心配していたんですが、太田の姿を見るとすぐ太田になっちゃうんですね!」。続けて「毎年、被災地を支援するイベントに参加しているのですが、サイン会では“太田 功”って書いてくださいという方が本当に多くて。ずっと応援してくださって、本当にありがたいですね」としみじみと語った。
出渕監督は「押井 守監督曰く、太田は馬鹿でトリガーハッピーのような存在。ゆうきさんの漫画では、しっかりとした警察官として描かれていて。泉をちゃんと見守る愛情深い部分と、進士に振り回して何かあると叫ぶ姿など、本当に色々な側面がある魅力的なキャラクター」と太田の魅力を語る。続けて「実は、File 1予告の映像の中にも既に太田と進士の姿を登場させていたんです。誰にも気づかれないかもしれないとは思っていたのですが、案の定、気づかれませんでしたね(笑)」と裏話を明かした。

更に、出渕監督は旧作キャラクターの登場について、「アクの強い旧作メンバーを出し過ぎると、どうしても気持ちがそちらに引っ張られてしまう可能性もあるなと。伊藤さんとも話し合いながら、“おいしい形”で登場させていこうと決めました」と秘話を語った。
そして「映像には登場していませんが、ひろみちゃんも『EZY』の世界線では今も生きています。映像の中にはヒントのような部分もあると思うので、ぜひ探してみてほしいです。実は、偽予告編の中にも一言のセリフだけのために千葉 繁さんを起用しています」などと明かすと、貴重なエピソードに小林は「知ってからもう一度見たくなりますね!」と目を輝かせた。
更に「押井監督とは仲が良いんですか?」とMCから尋ねられると、「仲良いですよ! 『EZY』のインタビューで対談もしていますから」と笑顔で回答。長年にわたる交流がうかがえるやり取りに、会場からも笑いが起こった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、池水は「『パトレイバー』が今も愛され続けているということが、今日改めてよく分かって感激しました。これからもヨロシク!」と、最後までらしさ全開のコメントで会場を沸かせた。
続いて小林は、「この歴史の中に加えていただけたという感覚があって、本当に幸せでした。何回も観て、いろいろな発見を楽しんでいただけたら嬉しいです」と作品への想いを語った。
戸谷は、「僕自身も今日、貴重なお話をたくさん聞けて、めちゃくちゃ楽しかったです! また改めて観たいなと思いました。そして、File 2もお楽しみに!」と、爽やかな笑顔で挨拶した。
上坂は、「たくさんのファンの皆さんと“ここが良いよね”というお話ができたり、今日は池水さんにもお越しいただいたりして、本当に幸せでした。新作アニメーションとして受け継ぐことができて、本当に光栄です。File 1いっぱい盛り上げていきましょう!」と呼びかけた。
最後に出渕監督は、「作品に命を吹き込んでくださるのは、声優キャストの皆さんです。“この人たちしかいない”というキャスティングになったと思っています。懐かしい面々の活躍にも、ぜひ期待してください!」とファンにメッセージを送り、舞台挨拶は大きな拍手の中、幕を閉じた。

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