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TVアニメ『東京リベンジャーズ』友情羅威舞 弐ライブレポート!
5時間前
2026年10月2日より、MBS・TBS・CBC”アニメイズム”枠、AT-Xほかにて放送されるTVアニメ『東京リベンジャーズ』。アニメ化解禁6周年を記念するイベントとして、「TVアニメ『東京リベンジャーズ』友情羅威舞 弐(ダチライブツー)」が6月14日にKanadevia Hallにて開催された。2025年2月に開催されたライブイベント「友情羅威舞」の第2弾で、キャスト陣とバンドメンバーがアニメ『東京リベンジャーズ』を彩るイメージソングの数々を披露するという、ファンにとってはたまらない内容となっていた。ここでは、その様子をお届けする。
ライブ前にはマイキー(佐野万次郎)から「ぜひ立って、声出して、盛り上がってくれ」という場内アナウンスが。期待を煽られたホールは早くも熱を帯びていく。暗転した会場に流れたのは、荘厳なBGM――そう、作品を象徴する「This Is Revenge」だ。スクリーンにはアニメの名場面がつぎつぎと映し出され、会場からはたびたび黄色い声援が巻き起こる。
まず1曲目は花垣武道役の新祐樹、佐野万次郎役の林勇、龍宮寺堅役の福西勝也による「BURNING VOW」。「Let’s Go!」と気合を入れた3人は、重低音の音の波を乗りこなすように歌声を響かせる。どっしりと支える福西の低音と、透明感があって心にスっと入ってくる林の歌声、それに男らしくてヒロイックな新の歌声が融和する。蹴り上げるような荒々しい振りつけが入るのも『東リベ』らしい。

続けて2曲目は新による「Rusted Fist」。タケミチのイメージカラーである緑色で染まった空間に、強い意志を感じさせるような新の歌声が響き渡る。暗いステージ上で挫折するように膝をつき、それでも明るく眩いサビへと向かうという振りつけはタケミチの生き様と重なるようだ。曲の合間に「絶っ対ぇ諦めねぇ!!」と叫ぶ姿もまた印象的だ。
3曲目は福西による「SIDEKICK」。のちのMCで彼は「来場者の歓声がイヤモニを突き抜けてくる」と語っていたが、福西自身の歌声も負けてはいなかった。薄紅に染まった会場をビリビリと振るわせるような圧と色気にあふれたパフォーマンスで、ドラケンの魅力を表現して見せる。
最初のMCで舞台上に現れた新、林、福西は振りつけの多さに触れる。「マイキーは基本的に日和らないキャラだけど、僕自身は日和っている」という林のコメントに会場からも笑いが巻き起こっていた。ステージの難度が上がっている一方で、過去イチのステージができていると満足感をにじませるキャスト陣。新は「異様に楽しくて、いきなりバンドマスターのエンドウ.(GEEKS)さんとアイコンタクトを取った」とも語っていた。
MCが一段落したところでステージは暗転。スクリーンには、松野千冬にフォーカスしたアニメ映像が流れる。そう、4曲目は千冬のキャラクターソング「I Believe」だ。千冬役の狩野翔はマイクスタンドを手に威風堂々とステージに立ち、その歌声を響かせる。ところどころでハンドマイクに切り替えつつ見せるクールなアクションも見どころだ。「君とならば 走れるんだ」という歌詞にも千冬の想いがこれでもかというほどにじんでいた。

そして、間髪入れずに三ツ谷隆役の松岡禎丞による「Blue Fire」。イントロとともに会場にはオレンジ色のやさしい明かりが灯る。透明感のあるサビの熱唱、そしてラスサビ前の会場全体を巻き込んでのワイパー……と松岡は全身全霊のパフォーマンスで三ツ谷を表現。ステージを去る前に残した「生まれた環境を憎むな」という名言に心を射抜かれたファンも多かったのでは。
6曲目は柴八戒役の畠中祐による「Promise You」。胸にダイレクトに訴えかけてくるような希望のロックナンバーだ。生バンドの演奏による圧倒的な音の塊と、畠中の美しい歌声との対比が心地いい。歌詞の中に出てくる“君”に向ける想いを体現するような、畠中のロングトーンも美しさにあふれていた。
ここでステージには、ドラケン・三ツ⾕をメインにしたアニメ映像が流れる。バイクに乗ったふたりが語り合う名シーンからシームレスに始まる「SCRAMBLE DAYS」。福西と松岡による、ミディアムテンポのバラードだ。荒々しいだけではなく、みずみずしい青春を体現するようなデュエットに会場からは嘆息が漏れ聞こえる。ときには客席に手を振り、やさしく歌うふたりの姿が、仲間想いなドラケン、三ツ谷両名の姿と重なって見えた人も多かったのではないだろうか。
会場暗転後、ふたたび流れたアニメ映像。次の主役は場地圭介と⽻宮⼀⻁ということがストレートに示唆される。そして、ステージに降り立った場地圭介役の水中雅章と、⽻宮⼀⻁役の土岐隼一はDuet EP 02に収録されている「DREADNOUGHT」を披露。どっしりとした歌声ですべてを支える水中と、好戦的に客席煽りながらも安定感のある高音の歌声を響かせる土岐によるデュエットがパワフルに空間を支配する。
MCを挟み、9曲目は松岡、畠中による「Scars」。しっとりと聴かせるバラードでありながら、旋律はリズミカル。ふたりで向き合いながら紡ぎ出すような歌声の調和がスッと心に入ってくる。

ライブも折り返し地点に差し掛かったところで、「Tokyo Revengers -Main Theme-」のバンドパフォーマンスも披露された。激しい演奏で紡がれるアニメ『東京リベンジャーズ』のBGMには“力”や“野心”があふれているようで、魂を揺さぶられるような感覚がある。「これを待っていた!」というファンも多かったのでは。
会場のギアが一段上がったところで、スクリーンにはタケミチとマイキーにフォーカスした映像が流れる。ここが機とばかりに披露されたのが、新と林による「Lasting story」だ。アニメ『東京リベンジャーズ』の物語をそのままなぞるような歌詞をお互いがカバーするように歌い上げていくという楽曲の構造そのものがエモーショナルといっても過言ではない。まばゆく輝くステージで、勇ましく拳を振り上げ、ときには対話をするようにパフォーマンスする新と林の姿は、まさにタケミチとマイキーの影と重なって見える。
林を残し、新と入れ替わりでステージに登場したのは福西。11曲目はマイキーとドラケンによる「REBEL ERA」だ。新時代に向かってハイウェイを疾走するようなハードロックに、来場者たちも拳を振り上げて相乗り。林と福西だからこその息の合った歌声の調和も見事だ。曲が終わると、会場には絶叫のような歓声が響き渡った。
見事なパフォーマンスをする一方で、MCではどこかお茶目なのも『東京リベンジャーズ』のキャスト陣ならでは。MCで噛みまくった林は(来場者たちから)フォローの声援をもらって照れてしまう。福西も曲中の荒々しいイメージとは対照的に、人柄がにじむような柔和な掛け合いを見せ、会場にはほっこりとした空気が流れていた。ちなみに福西は今回のライブを前に歌唱に対する意識が変わったそう。たしかに福西のパフォーマンスは、ドラケンとしての佇まいを崩さないまま、どこか楽しんでいるような空気感をまとわせているように筆者も感じた。
ここからは切ないバラードが続くパート。まずは水中と土岐による「PILGRIM」だ。東京卍會の創設メンバー同士であり、固い絆で結ばれた場地と一虎を象徴するような同曲を切なく歌い上げるふたり。曲中ではなかなか交わらない両名の視線は、クライマックスでようやく交差する。なんとも美しいステージがそこにあった。
続いて、林による「六幻」。キーボードのソロ演奏からスタートする同曲は、喪失の連鎖に止まることができなくなったマイキーの悲壮な決意がにじむナンバーだ。まるで過去に残してきたテールランプのように赤いライトがステージにたなびき、林は郷愁を帯びた歌声を会場に響かせる。ステージ上の階段に腰かけて訥々と歌う姿もなんだかグッと来てしまう。
14曲目は土岐による「Ghosts」。アップテンポでアガる楽曲でありながら“過去への悔恨”も感じ取れる複雑な楽曲だ。しかし、そんな難しい曲を土岐はマイクスタンドを使ってパフォーマンス。MCで林が「一虎そのもの」と評するぐらいビジュアルを寄せていた土岐だからこそ、その一挙手一投足には一虎の想いがにじむ。手を伸ばしてすがりつこうとする振付や、クライマックスでうつむきながら歌う姿に心を打たれたファンも多かったのではないだろうか。
15曲目は場地の生き様を表すような「Rest In Rampage」。水中による情感のこもった歌声が魅力的なロックナンバーだ。“血のハロウィン”での場地の活躍シーンが映し出されたスクリーンをバックに、パフォーマンスを通して切なさと激しさが起伏のように襲いかかってくる。

ここで再びMC。登壇した狩野は、前回の友情羅威舞のころよりも肩の力を抜いて楽しく歌えている感覚があるとコメントしつつも、「まだ1曲しか歌っていないけど」と付け加えて笑いを取っていく。実際、ほかのキャストもこのライブを楽しんでいるようで、新は楽屋でにぎやかに楽しくしゃべっているキャスト陣は別人のようだと評していた。舞台と楽屋で印象が違う出演者たちに「まるで声優みたい」とボケる狩野に対して、すかさず「声優だよ!」と」ツッコミを入れる新。軽妙なやりとりもなんだか楽しい。
狩野による“憧れのバンドメンバー紹介”を終え、ここからはラストスパート。まずは新、狩野による「CLOSE」だ。タケミチと千冬が共闘するシーンをバックに、センターステージで突き抜けるような旋律と歌声を響かせるふたり。向き合って手を差し出しあってグータッチをしたり、後ろから飛びついてじゃれたりとパフォーマンスにも自然と絆がにじむ。
場地と千冬の見せ場をピックアップしたアニメ映像のあとは、間髪入れずに「Missing Half」。水中と狩野の歌声を乗せた透明感のある旋律はそれだけでも魅力的だが、そこにドラマ性が乗っていたのがこのステージ。クライマックスではメインステージとセンターステージに分かれて「ズリいよまた 置いてくなんて」と千冬が場地に呼びかけるように歌う……そんな演出が胸を打つ。
余韻に心を抉られながらも18曲目は新、林による「Again & Again」。「いくつもの世界線を超えて 救い出すべき未来を 取り戻せるように」、「覚悟はとうに決まってるんだ 諦めることはない」といったフレーズにも表れているようにポジティブで希望あふれるデュエット曲だ。会場を煽りながらもしっかり盛り上げていくふたりの姿がまぶしい。
そして、19曲目は新、狩野による「未来へ」。タケミチと千冬の関係性を感じさせるような振りつけも印象的で、両キャストの細やかな動きからもドラマが感じられるひと幕がそこにはあった。

「未来へ」のパフォーマンスで会場は感動に包まれたが “友情羅威舞 弐”はまだまだ終わらない。ここからはお待ちかねのアンコールパートだ。
アンコール1曲目はTVアニメ『東京リベンジャーズ』第2クールエンディング主題歌を飾った、泣き虫の「トーキョーワンダー。」だ。もちろん、歌うのはYouTubeで同曲のスペシャルバージョンを披露していた土岐。「最後まで盛り上がれるのか、てめえら!」という血の気の多い煽りに気持ちを押し上げられたかと思えば、一虎が憑依したかのようなときの一挙手一投足に目が釘づけになる――そんな圧倒的なステージだった。
そして、アンコール2曲目は聖夜決戦編・天竺編オープニング主題歌「ホワイトノイズ」。作品を象徴するようなOfficial髭男dismの楽曲をカバーしたのは、聖夜決戦編の主要人物であった柴八戒を演じる畠中。当の畠中は、今日の終了後に「高ぇーよ!」と漏らして笑いを取っていたが、あまりに見事な独唱に会場からは拍手が巻き起こっていた。
改めてステージに登場したキャスト陣は、今回のライブへの楽しさを笑顔で語る。水中が「曲も増えているんで、第3回とかできたらいいですね……」と「友情羅威舞 参」開催への期待を口にすると、続く松岡は「3回目やるよ。決定事項です!」、狩野も「次の演目を発表します。天竺との対バンです!」と展望を口に。キャストにとってもそれだけ楽しいステージだったということなのだろう。
最後は全員参加の8・3抗争編・血のハロウィン編オープニング主題歌「Cry Baby」。それぞれが歌い継ぎながらも肩を並べて歌うキャスト陣の姿は圧巻というほかない。
最後は恒例となったマイキーによる「解散!」の号令。会場からはきれいに揃った「お疲れさまでした!」という声が上がり、「友情羅威武 弐」は華々しく幕を下ろした。会場にはしばらくのあいだ、興奮の余韻が漂っていたということは言うまでもない。
この日のステージはすべて無事に終わったが、アニメ『東京リベンジャーズ』の登場人物たちの物語はまだまだ続く。
10月からはTVアニメ『東京リベンジャーズ』三天戦争編の放送もスタート。「友情羅威舞 弐」の公演終了後には、三天戦争編第3弾PVも上映された。
【PV】TVアニメ『東京リベンジャーズ』“三天戦争編”第3弾PV
「12年後のタケミっちへ――」と語りかけてくるマイキーのビデオレターから始まる同PV。突然スクリーンに映し出されたマイキーの姿に客席からは悲鳴にも嘆息にも似た叫びが上がっていた。12年後の世界でタケミチの前に姿を現すマイキー、タケミチに突きつけられる銃口……と緊迫のシーンが続く。また、PVには12年後の三途春千夜も登場し、その瞬間に会場からもざわめきが巻き起こっていたのも印象的だ。鮮烈すぎる映像を目の当たりにして、放送開始となる10月がさらに待ち遠しくなったファンも多かったことだろう。
TVアニメ『東京リベンジャーズ』三天戦争編は2026年10月2日より、毎週金曜深夜1時53分〜、MBS・TBS・CBC”アニメイズム”枠、AT-Xほかにて放送スタート。こちらもぜひ注目してほしい。

■TVアニメ『東京リベンジャーズ』友情羅威舞 弐」セットリスト
M0 OPENING(This Is Revenge)
M1 BURNING VOW
M2 Rusted Fist
M3 SIDEKICK
M4 I Believe
M5 Blue Fire
M6 Promise You
M7 SCRAMBLE DAYS
M8 DREADNOUGHT
M9 Scars
-BAND TIME(Tokyo Revengers -Main Theme-)
M10 Lasting story
M11 REBEL ERA
M12 PILGRIM
M13 六幻
M14 Ghosts
M15 Rest In Rampage
M16 CLOSE
M17 Missing Half
M18 Again & Again
M19 未来へ
EN-1 トーキョーワンダー。(カバー)
EN-2 ホワイトノイズ(カバー)
EN-3 Cry Baby(カバー)
■配信情報
TVアニメ『東京リベンジャーズ』“三天戦争編”ディズニープラスにて、世界定額制動画配信(SVOD)独占配信
※中国本土を除く
(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
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