ニュース ニュース

細田佳央太、伊藤潤二作品で“狂気”に挑戦 真木よう子「寄り添わなくていい役だった」

ドラマ&映画

2026/7/5 10:55

©「ストレンジ -伊藤潤⼆の夜も眠れぬ奇妙な話-」製作委員会

 テレビ東京系ドラマ24『ストレンジ ―伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話―』(毎週金曜深夜0時12分)の記者会見が行われ、細田佳央太、真木よう子、坂元愛登、石原良純、齊藤なぎさ、齋藤潤、恒松祐里が登壇した。世界的人気を誇るホラー漫画家・伊藤潤二の名作をオムニバス形式で実写化する本作。それぞれが難役への挑戦や撮影現場でのエピソードを語り、作品の見どころをアピールした。

 会見の冒頭では、北川俊樹プロデューサーが、当初第1話として放送予定だった村上虹郎出演の「幻痛屋敷」の放送を見送り、第2話予定だった「死びとの恋わずらい ―四つ辻の美少年―」を第1話として放送すると説明。「いずれの物語も非常に奇妙で不気味で怖いのに目が離せない仕上がりになっています」と期待を呼びかけた。

 また、真木よう子の到着が遅れたため、会見はテレビ東京のキャラクター・ナナナが代理で着席するという思わぬ演出でスタート。真木は途中から合流し、「この度は到着が遅くなり、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。

 第1話「死びとの恋わずらい」で主人公・深田龍介を演じた細田は、ホラー作品初挑戦について「監督方に『全力で頼らせてください』とお願いした」と振り返る。

「とにかく不遇な役とのことだったので、身の回りで起きたことに素直に反応しようと思って撮影に臨みました。狂気に巻き込まれていく役だからこそ、狂気じみた人をたくさん見てきて、ホラーではそういう役の方が演じていて楽しそうだなと思いました」

 一方で、恐怖や驚きの表現については「リアクションをいつも以上に特徴的に、強めに出さなければいけない。その塩梅は現場で丁寧に相談しながら作っていきました」と、役作りの苦労も明かした。

©「ストレンジ -伊藤潤⼆の夜も眠れぬ奇妙な話-」製作委員会

 真木は、かつて自らがいじめていた少年との再会をきっかけに狂気へと変貌する栗子役を担当。「これほどまでに寄り添わなくていいと感じた役はありませんでした」と笑いを誘いつつ、「伊藤潤二先生の素晴らしいエンターテインメント作品なので、見てくださる方にどれだけ楽しんでもらえるかを意識して演じました」とコメント。「取り返しのつかないデジタルタトゥーを自ら掘りに行っているんじゃないかと後悔する夜も何日かありました」と語り、会場を沸かせた。

「父の心」で主演を務めた坂元愛登は、石原良純とのアクションシーンが印象深かったという。「怪我をさせてはいけないというプレッシャーがあったんですが、『もっと強くやっていいよ』と、その都度アドバイスをくださって、とても印象に残っています」と感謝を口にした。

 それを受けた石原は、「考えたら僕も先輩から教わってきたから、若い人には伝えていく年齢になったんだなと思いました」と笑顔。一方、演じた狂気的な父親については「狂気の役ってすごく楽しいんです。一番いいところ取りというか、現場を楽しませてもらいました」と話し、「ホラーは初めてだったので、どういう編集になっているのか、オンエアを楽しみにしています」と期待を寄せた。

©「ストレンジ -伊藤潤⼆の夜も眠れぬ奇妙な話-」製作委員会

「あばら骨の女」で主演を務める齊藤なぎさは、一人芝居が多かった撮影を振り返り、「あばら骨を除去するシーンで、お医者さんと看護師さんが本当に怖かった」と告白。「モニターを見ていて身の毛がよだちました。スタッフさんも笑ってしまうくらい怖かったので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と見どころを語った。

「押切異談」の主演・齋藤潤は、一人二役に初挑戦。「目の前にいない相手をどう受け止めて芝居をするかを考えながら演じました」と話す一方、美術セットにも驚かされたという。「人間の下半身の模型があまりにも不気味で、監督が『テレビで放送できるギリギリ』と話していたくらい攻めた作品になっています」と撮影秘話を明かした。

 一方、「緩やかな別れ」に出演する恒松祐里は、自身のエピソードが他作品とは異なるテイストであることを紹介。「脚本を読んだとき、『こんな別れ方が現実にあったらいいのに』と思いました。突然訪れる別れを緩やかにしてくれる、とても切なくて温かい物語です」とコメント。「皆さんのお話を聞いていると、血まみれやアクションなど楽しそうで少しうらやましかったですが(笑)、最後には心に残る作品になっていると思います」と作品の魅力を語った。

©「ストレンジ -伊藤潤⼆の夜も眠れぬ奇妙な話-」製作委員会

コメントを書く

コメント
名前

※誹謗中傷や名誉毀損、他人に不快感を与える投稿をしないように十分に注意してください

関連記事