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「青天を食らいました」若林正恭、直木賞“待機”と選外後の舞台裏明かす

エンタメ ラジオ

2026/7/19 18:20

若林正恭

 お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、18日のニッポン放送ラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』(土曜25時)に出演。直木賞の発表の舞台裏を語った。

「最低でも30分以内に記者会見場に着くところにいて」

 番組で若林は「7月15日に直木賞の発表」と切り出しつつも、「何時に発表」といった明確な時刻が存在しない特殊なシステムに戸惑っていた様子を明かした。「会議が終わる時間とか決まってないのよ」と語るように、選考委員による議論が終わり次第発表される形式で、候補者は「最低でも30分以内に記者会見場に着くところにいて、待っててください」と指示されるのみだという。

 若林は「その待ち方って、どういう待ち方なんですか?」と確認したものの、「決まってないよ」と返され、作家と編集者それぞれに委ねられている現実を知る。

 過去の例としてピース又吉直樹の芥川賞受賞時の様子にも触れつつ、「喫茶店で」や「出版社で待つ」といったケースがあることを紹介。自身は長時間の待機を想定し、「どうしてんだろうね?世間話とかしてんのかな」と戸惑いを見せた。「ずっと待ってなんかしゃべるのもなんか…」という心境から、ただ座って待つのではなく時間を有効に使う方法を模索していた。

 その結果、浮かんだのがアメフトのキャッチボールだった。「キャッチボールして待ちたい」と考えた若林は、協力を申し出た『青天』を執筆する際に相談していた佐野氏とともに実現を試みる。しかし「ここの公園は7時以降キャッチボール禁止でした」「大人の球技禁止でした」といった制約に阻まれ、佐野氏が実際に足で公園を回って場所を探す展開に。「看板を見ないと、ネットには載ってないんで」と語るなど、アナログな方法で候補地を確認していたエピソードも披露された。

アメフト部の集合写真のような構図で記念撮影も

 発表当日、若林は実際にキャッチボールをしながら結果を待っていた。「何時間?もう夜、どっぷり夜になってたな」という状況の中、ついに編集者から電話が入る。「もしもし、若林です」と応答した瞬間、「声のトーンでね、落ちたのが分かんのよ」と振り返り、「ありがとうございます」「今回の直木賞なんですが、えー、残念ながら…」という報告で結果を知った。

 電話を切った後、周囲に集まっていた仲間たちに向け、「えー、直木賞、『青天』受賞……ならずでございました!」と報告。重い空気になるかと思いきや、佐野氏が「ここから、ここから!切り替えていきましょうよ!」と声を上げ、場の空気は一変する。「切り替えるも何も、切ってないのよ、俺が」と苦笑しつつも、「直木賞に、青天を食らいました」と自虐を交えた一言で笑いも生まれた。

 その後、若林は「写真撮りたい」と提案し、アメフト部の集合写真のような構図で記念撮影を実施。さらに「みんなに感謝を言いたい」と切り出し、支えてくれた仲間一人ひとりに言葉を伝えた。「サトミツは本当に第1話、noteで始めた時から…ありがとう」「佐野さんがいなかったら書けなかった小説だからありがとう」「安島さんも…励みになりました」と具体的に思いを語っていた。

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