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PHP脆弱性騒動に便乗する企業も…伊集院光が「だんまり」批判!管理パスワードのずさんさに「ダメでしょ」
2026/10/27 17:31
お笑い芸人の伊集院光が、プログラミング言語「PHP」の重大な脆弱性をめぐる騒動について、一部の企業が事後対応を「今回の脆弱性の影響」として説明している実態に疑問を呈した。
伊集院は10月26日放送のTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(月曜25時)で、以前から放置されていたセキュリティ上の弱点まで、世界的な騒動に便乗して説明する動きがあると指摘。PHPをめぐっては、情報処理推進機構(IPA)が10月21日に重大な脆弱性2件を発表し、各国の政府機関や企業が予防的にウェブサイトやサービスの停止に踏み切った。
「今年1月にやられていた」事例も
伊集院は番組内で、ニュースを見る限り、PHPの脆弱性そのものとは別に、以前から攻撃を受けていたとみられる事例が「今回の騒動」の枠組みで報じられていると語った。
伊集院は「本当にそれが悪いっていう側面と、本当にそれが悪くて今やられたってところと」があるとしたうえで、「今日どこどこも被害に遭いましたみたいなこと言ってるけど、『今年1月に』みたいな。え?お前、だんまり決め込んでたんじゃん、今まで」っていう。
管理用パスワードずさん管理に「ダメでしょ」
伊集院はさらに、脆弱性を調べた結果、管理用パスワードが2桁の数字だった事例があったと紹介し、「ダメでしょ」「モノによっては、1桁のもある」と苦笑した。AIの進化による攻撃の高度化ばかりが注目されがちだが、パスワード設定やアクセス管理といった基本部分の甘さが、そもそもの入口になっているケースもあるという指摘だ。
影響は身近なサービスにも及んでいる。国内では三菱UFJ銀行が一部サービスを停止し、ゼンショーホールディングスは「すき家」などのアプリ利用を停止。スカイマークも航空便のキャンセル・変更フォームの受け付けを一時停止した。海外ではフィンランド政府や英エディンバラ市議会、BBCなどがサイトの一部をオフラインにせざるを得なかった。
PHPは世界のウェブサイトの約7割で使われるとされる。それだけに、一度の欠陥が金融、交通、飲食、行政まで一斉に揺らす構造的な脆さが浮き彫りになった。
「俺たちもうネットなしでは生きていけないわけだから」
伊集院は「とりあえずやばいことになっていて、この修正を待つしかない」としつつ、「俺たちもうネットなしでは生きていけないわけだから」と、社会全体がデジタル基盤に依存している現実を指摘した。
AIの進化で攻撃の速度は上がる一方、管理パスワードが数桁の数字で済むような運用が残っているなら、技術的な対処だけでは安心できない。企業には、被害を「今回の騒動」にまとめて片づけるのではなく、過去の侵害歴と管理体制を正直に点検・公表してほしいものだ。
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