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映画や書籍の“ファスト化”はダメなもの?カンニング竹山「恋愛もギュッと短くなっているの?」
2021/11/9 20:15
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。
2021年11月8日(月)の放送では、書籍の内容をイラストや図を使って要約しTwitterに投稿する「書籍の図解」にフォーカス。Twitter上では「忙しくて時間がないから助かる」などの賞賛の声が上がる一方、「著作権侵害では?」と指摘する声もあることから、映画やドラマなどを含めたコンテンツの“ファスト化”の是非について考えた。
番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「ユーザーとして使うならすごくわかりやすくて、便利なものだと思うけど、著作権の観点で考えると、許可がないものはダメ。著作権がめちゃくちゃになる気がする」とコメントした。一方で、著書も多数あるジャーナリストの堀潤は「書評の一部だと思えば受け入れられる」と寛容な姿勢を見せた。

自身初の著書を出版したばかりのテレビ朝日の平石直之アナウンサーに向けて、「平石さんの本がまとめられていたらどうする?」と視聴者から質問が届くと、「本が出たばかりなので、図解を見て『もういいや』って思われたらつらい」と回答。これを受けて、竹山は「図解を見て『もういいや』と、実際に本まで手が届かないことが問題なのでは?だから、投稿する人は著者や編集者の許可を取らない状態では、やっちゃいけない気がする」と改めて持論を主張した。
制度アナリストの宇佐美典也は「図解投稿のツイートに、本を購入できるサイトに繋がるリンクがない。良い本だから買ってくださいと言うのだったら、リンクが必要。それがあれば著者も納得するはず」とコメント。タレントの池澤あやかも「私は図解自体がそもそも書評なのか?って思っている。自分の意見が盛り込んであることが書評であって、図解は単なるまとめなのでは?」とコメントすると、堀は「確かに図解は書評ではないし、リンクも貼ってないですね…」とふたりの意見に理解を示し、ややスタンスを変えた。
コンテンツの“ファスト化”に賛成している慶應義塾大学教授の田中辰雄が「ツイートに本のタイトルが書いてあるから、検索すれば、すぐに購入できるサイトに辿り着ける」と反論すると、竹山は「マナーの問題。投稿が購入に繋がるように誘導してればいいんだけど、検索して、やっと購入できるというのはマナー違反なのでは?」と改めて問題提起をした。

また、20代でドラマや映画を倍速視聴する人が約半数、TikTokユーザーのうち、1分以上の動画は長いと感じるようになった人は約40%と、前年より増えているという調査結果が紹介されると、竹山は「僕も倍速でドラマや映画を見ている。YouTubeの動画も20分もあると長いなって思ったりする」とした上で、「映画やドラマ制作に参加していてわかったことだが、撮影にとても時間をかけて、めちゃくちゃ丁寧に作る。2時間くらいの作品を作るのに、どれだけ短くても1か月くらいかかる。それを10分くらいに短縮して流されると撮影に参加した人間からしたら、『えー!』っていうのはありますよね。作った側の気持ちが1番大事なような気がする」と俳優経験がある立場からコメントした。
また、平石アナが「多くの人が、本や映画などに長い時間を使うことに耐えられなくなっている。短くて刺激的なものに需要がある」と分析すると、竹山は「ファスト化したリズムで生きている子がいっぱいいるもんね。ふと思ったのは、若い子の価値観が“ファスト化”しているのなら、恋愛はどうしているのだろう?と気になる。もしかしたら、恋愛もギュッと短くなっている可能性もあるのかな」と話した。
本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。
https://abema.tv/video/title/89-66
■『ABEMA Prime』 放送概要
放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時 ※生放送
放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル
(C)テレビ朝日
(C)AbemaTV,Inc.

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