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TBSが300億円規模の制作費予算を携えて「海外戦略の新会社」を設立!

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2021/11/11 17:43

■「TBSグループ VISION2030」達成に向けたコンテンツ拡張戦略

「EDGE(=Expand Digital Global Experience)」を推進するプランを策定。
「EDGE」とは、5月に発表した「TBSグループ VISION2030」の中核となる、コンテンツ価値の最大化を目指す拡張戦略で、「デジタル分野」「海外市場」「エクスペリエンス(ライブ&ライフスタイルなど体験するリアル事業)」の3分野を最重要領域としている。その「EDGE」戦略のうち、対「Global(海外市場)」として現在公表している主な施策は以下の通り。
グローバル・プラットフォームとのビジネス展開として、Netflixでの配信(2021年10月から地上波放送同日に世界配信している日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』、2021年12月から全世界独占配信予定のオリジナル恋愛リアリティ企画『未来日記』、2023年に全世界独占配信予定のオリジナルドラマ『離婚しようよ』)や、Disney+では2021年7月期放送の日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』を10月から世界配信。他のグローバル・プラットフォームへのオリジナル・コンテンツ供給も複数進行中だ。
さらに2022年1月期放送の日曜劇場『DCU』は、イスラエルのKeshet International、カナダのFACET4 Mediaと共同開発・制作。また、韓国のCJ ENMと、ドラマやバラエティ、映画における共同開発・共同制作、そして音楽、演劇等、ライブエンタメでの協業などを行う戦略的パートナーシップ協定を締結するなど、グローバル・パートナーとのコンテンツ共同開発も進んでいる。

■「EDGE」戦略の推進を力強く加速させるための組織を新設。

10月15日付けでTBS ホールディングスに「EDGE戦略推進本部」を新設。その下に、「デジタル&グローバル戦略推進室」「エクスペリエンス戦略推進室」を設置した。
「エクスペリエンス戦略推進室」は「赤坂エンタテインメント・シティ計画」の一環として、2022年夏に開幕する舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を機に赤坂の街をリブランディングするなど、ライブエンタテインメント&ライフスタイル、つまり「体験する」事業の拡張戦略を担う。「デジタル&グローバル戦略推進室」はデジタル分野や海外市場、特にグローバル・プラットフォームに向けたコンテンツの拡張戦略を担い、その最初の取り組みが「海外戦略の新会社」を設立することになる。

■300億円規模のコンテンツ制作費予算を携えた「海外戦略の新会社」を設立。

「海外戦略の新会社」は2022年3月にTBSホールディングス100%子会社として本格稼働を予定している。見据える相手は“世界”、見据える品質は“世界水準”。“制作実働部隊を持たない” コンテンツ・プロデューサー&IP管理集団で構成し、グローバル・プラットフォームの要求に応える、ドラマをはじめとしたハイスペックな「映像」コンテンツを企画開発、プロデュースする。さらに、グローバル・プラットフォームにとどまらず、映画、ライブエンタテインメント、ライセンス事業等、IPを核とするマルチユース展開を目指す。「海外戦略の新会社」は戦略の原資として、総額300億円規模のコンテンツ制作費予算を準備。これは5月に公表した「TBSグループ 中期経営計画2023」で掲げる1,000億円以上の成長投資の一環となる。この「海外戦略の新会社」を中核として、地上波の常識を超えた「コンテンツ」を起点とする「IPポートフォリオ」へ挑戦する。

■世界標準に対応する「新スタジオ」建設も決定。

緑山スタジオ・シティに「EDGE」戦略推進のため建設する「新スタジオ」は、コンテンツ・スタジオとして日本最大級の約300坪を誇り、2023年3月に竣工予定だ。この「新スタジオ」は、TBSが生み出すコンテンツをグローバル展開するための新たな「インフラ」となるため、その挑戦を担う若手をグループ内から選抜しプロジェクトチームを編成して、“世界標準のスペック”に向けて検討、4K HDR等の高精細映像や5.1サラウンドサウンドに対応できるスタジオ機能を実現する。またSDGsへの取り組みとして、屋上に太陽光発電パネルを設置。緑山スタジオ・シティは21年4月から実質再生可能エネルギー100%化を達成しているが、その動きを重層的に推進する。そして「海外戦略の新会社」の本格稼働後は、さらなるスタジオの増設も計画している。

■「(株)マンガボックス」の連結子会社化を発表。

TBSホールディングスの子会社であり、(株)ディー・エヌ・エー(DeNA)とともに運営する「(株)マンガボックス」は、2021年度の業績が好調に推移している上、TBSグループ挙げての「EDGE」戦略推進の観点において、オリジナルIP創出企業として重要性が大きく向上している。例えば、2021年4月期放送の金曜ドラマ『リコカツ』は、TBSテレビでの地上波放送と「マンガボックス」でのコミカライズを同時に進行。また「マンガボックス」最大のヒットIP『にぶんのいち夫婦』をTBSスパークル制作で連続ドラマ化、5月からParaviで先行配信、6月からテレビ東京にて地上波放送。さらに今後、TBSグループ内で多くの連携施策が計画。「IPポートフォリオ」の起点となる「コンテンツの種」を「マンガボックス」が生み出す可能性がますます高まっているため、第3四半期から連結子会社化する。

「最高の“時”で、明日の世界をつくる。」TBSは、これらの挑戦を通じて、放送の枠を超え、あらゆる「最高の“時”」へ、コンテンツを無限に拡げる。

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