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【インタビュー】声優・稲垣好、東京タワー級の銅像を建てたい!ラジオ界の“はおう”の野望
2026/4/27 06:01
若手実力派声優として注目を集める稲垣好(いながき・このみ)。『オタクに優しいギャルはいない!?』、『終末ツーリング』、『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』など多くの作品に出演し人気を博している。2023年からインターネットラジオステーション音泉で『稲垣好 はおうの城』(はお城)を配信し、3月22日にはイベント「稲垣好 はおうの城 2026イベント三部作」(「はおういんわんだーらんど」「ウィーアー・エンタープライズ」「ワンス・アポン・ア・はお城魂」)を開催した。稲垣にインタビューを行い、声優を目指したきっかけから、はお城&リアルイベントの感想、そして今後の目標を聞いた。
■小学校2年生の時の思い出エピソード……声優を目指したきっかけ
――声優を目指したきっかけから教えてください。
小学生の頃、最初は漫画家を目指していたので、ずっと漫画を描いていました。小学校2年生のある時に「私はコマ割りができない」「ストーリーを考え続けていくことが難しい」という突然のスランプに陥ってしまいまして。ちょうどその時期にクラスメイトが「声優になりたい」と言っていたことに感化されたことと、元々漫画やアニメに携わる仕事がしたいと思っていたので、「私も声優になろう」って心に決めたことがきっかけですかね。
――声は特徴的だったのですか?
声は今よりも高くて、同じクラスの子から「超音波みたいだね」と言われていました。あと、「超音波みたいな声だからイルカと会話できそうだね」とか、「国語の音読の時、眠気が吹っ飛ぶんだよね」と言われることもありました(笑)
■「稲垣好 はおうの城」はどんな番組?

――「稲垣好 はおうの城」はタイトルが特徴的ですが、どんな番組ですか?
文字通り、私が「はおう」として、いろいろなことに挑戦していく番組で、他の番組とも関わっていこうというコンセプトの番組にもなっています。 同じ事務所の先輩声優、下野紘さんが「音泉キング」として君臨されているので、その「音泉キングを倒そう」というのが最初の目的でした。2024年の音泉祭りでは、下野さんと直接対決しました。「叩いて・かぶって・じゃんけんポン」(じゃんけんで勝った方がピコピコハンマーで相手の頭を叩き、負けた方がヘルメットで防御するゲーム)で勝つことができたので、下野さんから「音泉はおう見習い」という称号をいただきました。
はおうにはまだ成れていないのですが、見習いの称号をいただいてから、番組内では結構いろんなことに挑戦しています。 DIYで目安箱を作って設置したり、(ラジオなので映像はないのですが)ゲストの方と一緒にツイスターゲームの真ん中にマイクを置いて、リスナーも参加してる風にやったりもしています。
――1番の長寿コーナーは「プロジェクト十二武月(じゅうにぶげつ)」ですが、どんなコーナーですか?
乙女ゲームに登場しそうな12人のキャラクターを作っていくコーナーです。もともと私が乙女ゲーム好きで、1月から12月までの12個の月には、「端月(たんげつ/陰暦1月)」「梅見月(うめみづき/陰暦2月)」「花見月(はなみづき)/陰暦3月」などの和風な月名があることを知ったときに「これちょっとキャラクターっぽくない?」と思ったことがきっかけです。
イラストを描くのも好きなのですが、まず12の月名のキャラデザインのラフ画と設定を作りました。コーナーが始まってから2年くらい経つのですが、3月22日に開催したイベントでついにストーリーが付き、ノベルゲームのベータ版みたいな形でプレイすることができました。
しかも、私が所属するアイムエンタープライズの先輩声優、大塚剛央さんが「菊月」(きくづき/陰暦9月)のキャラに、天﨑滉平さんが「愛逢月」(めであいづき/陰暦7月)のキャラにボイスをつけてくださいました。イベントでは私が描いた「菊月」と「愛逢月」のイラストをモニターに表示したのですが、なんとそこでお2人のボイスが流れました!
――残りの10人もイラストを完成させ、ボイスを付けたいですね。
何人かずつ完成させていけたらいいなと思います。「花見月(はなみづき)/陰暦3月」と「花残月(はなのこりづき)/陰暦4月」が双子の男の子という設定なので、今度は下野さんに少年ボイスみたいな感じでつけていただけたらという野望があります(笑)
■それぞれの色に染まったイベント三部作

――3月22日のリアルイベント「稲垣好 はおうの城 2026イベント三部作」(はおういんわんだーらんど/ウィーアー・エンタープライズ/ワンス・アポン・ア・はお城魂)はどうでしたか?
三部構成でやるのは初めてだったのですが、それぞれの回で個性が出ていて楽しかったです。お客様にも楽しんでいただけたのではと思います。
一部はタイトルの中に「わんだーらんど」と入っているのですが、ゲストの遠野ひかるさんがアリスの衣装で来てくださり、私の番組公式衣装もハートの女王っぽくてアリス系の衣装なので、世界観にあふれていました。「わんだーらんど」に合わせたコーナーもあり、とても楽しかったです。
二部はかなりバラエティ色が豊かで、同じ事務所の風間万裕子さんと一緒にオーディションを模した企画や、初めてコント朗読にも挑戦しました。三部はゲストの方をお招きせず私1人だけでまったりとやらせていただきました。
二部では事務所オーディションをしてみるという企画があったのですが、同じ事務所で音泉の番組パーソナリティをされている内田真礼さん、洲崎綾さん、小澤亜李さん、篠原侑さん、結川あさきさんがご協力してくださって、とても嬉しかったです。
■番組に呼びたいのは青山なぎさ、やってみたいのは焚き火&バーベキュー
――今後も、イベントで新しいことに挑戦していきたいですか?
そうですね。 他のイベントではないようなことをやってみたいですね。例えば、こたつを出して修学旅行の部屋みたいにするとか。
――冬によさそうですね。この夏だったらどんなことをしたいですか?
夏なら、海でイベントをしたいです。浮き輪を置いたりして、夏っぽくして、バーベキューもしたいです。
――それも楽しそうですね。今後、番組に呼んでみたい方はいますか?
音泉で番組をやっている“音泉ファミリー”の方でまだまだ関わってない方がいらっしゃいますし、この春から新しい番組もたくさん増えたので、その方たちともご一緒したいなって思っています。
――例えばどんな方でしょう。
青山なぎさちゃんの新ラジオ番組『青山なぎさのさ!』が4月から始まったのですが、なぎちゃんとは仲良くさせていただいているので、なぎちゃんにも是非来てほしいです。
――青山さんに「青山なぎさのさ!」でやってみたいことを聞いたら「焚き火がしたい」とおっしゃっていました。
焚き火、めっちゃいいですね! 私は焚き火もキャンプも好きなので、なぎちゃんにゲストに来ていただいたときは、キャンプ場で焚き火とバーベキューをやりましょう!
――決定ですか。
はい、ほぼ決定です(笑)
■はおうの野望は「高みの見物」&「銅像」
ギャラリーで他の写真を見る――ご自身が自他ともに認めるラジオ界の「はおう」になった暁に、ラジオ界でやってみたい「野望」を教えてください。
ラジオ界でやってみたい野望ですか。えー、何だろう。もしそうなったら、私の呼びたい方たちを全員お呼びして、音泉祭りみたいなイベントをやってみたいです。芸人さんも大好きなので、MCは芸人さんにやっていただいて。私はずっと「キング」の椅子に座っていて何もしないで高みの見物をしているだけなのですが、みなさんには私の考えたコーナーに挑戦していただきたいです(笑)
あと、私の銅像を建てたいです! 『考える人』みたいなポーズをとって、東京タワーくらいの大きさの(笑)
――最後に、声優としての今後の意気込みをお願いします。
私が出ている作品を愛していただき、私が演じるキャラクターたちを愛していただきたいなと一番に思います。それぞれのキャラクター、作品、コンテンツを全部魅力的なものにしてみなさんに愛していただけるものを創ることを目指して、引き続きがんばりたいなと思います。
【プロフィール】
稲垣好
INAGAKI KONOMI
声優。新潟県出身。アイムエンタープライズ所属。7月24日生まれ。趣味はイラスト、映画鑑賞。特技はエレクトーン。主な出演作に、テレビアニメ『オタクに優しいギャルはいない!?』天音慶役、『終末ツーリング』ヨーコ役、『綺麗にしてもらえますか。』片口那色役、『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』結愛せるふ役、『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』コパノリッキー役など。2022年放送の『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』でテレビアニメ初主演を務め注目を集めた。
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