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【インタビュー】BALLISTIK BOYZ・砂田将宏が地上波ドラマ初主演、サイコ・サスペンス『AIに話しすぎた男』で狂気の主人公に
2026/4/29 06:30
BALLISTIK BOYZの砂田将宏が地上波ドラマ初主演を務める「AIに話しすぎた男」が2026年4月29日25:35~26:05に日本テレビにて放送される。
同作は、恋人のめぐみ(藤江萌)との結婚に言いようのない不安を抱えていた主人公・亮佑(砂田)が、友人から教えられた「自分を完全に理解してくれるAI・MIRA」の公式サイトにアクセスし、自身のすべてのデータを同期させてしまったことから始まるサイコ・サスペンス。MIRAの「君の味方だ」という甘美な全肯定が、地獄のセルフ・エコーチェンバー(※1)を生み出し、亮佑は現実世界の中で狂気に堕ち、破滅の道を突き進む。
また、「AIに話しすぎた男」は単独で完結するドラマであると同時に、日テレが手掛けるARG(※2)作品を構成するいち要素でもある。視聴者はARGキット「流出したドラマ台本」を購入することで、「AIに話しすぎた男」製作の裏で実際に起きていた「スタッフ失踪事件」(フィクション)の謎解きに挑むことができる。
砂田にインタビューを行い同作の見どころと俳優への想いを聞いた。
※1:セルフ・エコーチェンバー、自分自身の考えや価値観と似た情報ばかりを収集し続け、その情報が正しいと確信してしまうことで自身の意見を自己増幅させてしまう心理的傾向や情報環境
※2:ARG(Alternate Reality Game:代替現実ゲーム)、現実世界と架空の世界を重ね合わせることでプレイヤーが物語に没入する謎解き体験型エンタメコンテンツ。
■AIによって変貌する主人公という難役は「感じたままを表現することを意識しました」

――ドラマの話からお聞かせください。MIRAはどんなふうにドラマに登場する存在なのですか?
最初はアプリなのですが、そのうち家電製品など色々なところから現れてくるようになります。今のAIを取り巻く技術環境ではそこまでのことはできないのかもしれませんが、”目には見えないけど、どこかにいる”という存在です。パソコンでMIRAの公式サイトに登録し、MIRAとの会話が始まるのですが、それから、いきなりパソコンじゃないところからミラが現れたときはすごく怖かったです。「えっ、こっから出んの!?」みたいな。
――脚本を読んだときの感想をお願いします。
最初に読んだ時は「いや、難しいなあ」って思いましたね。亮佑とMIRAの会話が多いのですが、それこそ、最初のシーンの亮佑と、最後のシーンの亮佑なんて同じストーリーなのかっていうくらい違うんですよ。早いテンポで亮佑がどんどん変わっていく感じもあって。最初は、その役を演じるのが難しそうだなと思いました。
――最初と最後のシーンでまったく違うとのことですが、そんな亮佑を演じるうえで意識したことはありますか?
婚約を祝うホームパーティの場面から始まるのですが、仲間とお酒を飲んで楽しむ場面でやりやすかったです。でも、そこから先は亮佑の感情の浮き沈みは激しくて、沈むときと上がるときの振り幅が激しいのですね。なので、事前に「ここはこうしよう」と決めることはあまりせず、自分がその場で感じたままを表現することを意識しましたし、シーンごとに自然に体が反応できるような敏感な状態を作っておくみたいなことはやっていました。
――亮佑と、現代社会でAIを使う人の共通点は感じましたか?
前半部分とかはもう共通点ばかりだと思いますね。今の世の中でAIを使い始めた人って、最初は信じ切っていないところがあるけど、でもいいことを言われたらちょっと真に受けちゃったりすることはあると思うんですよね。亮佑も同じスタンスで、最初は疑いつつ、少しずつ本音を出していくんです。そのうちに本音を勝手に出させられるぐらい誘導されてしまって、というところから、普通の人からかけ離れていってしまうんです。
――ドラマの中で注目してほしい点はどこですか?
う~ん、たくさんあって選ぶのが難しいのですが、冒頭のパーティのシーンにBALLISTIK BOYZのメンバーが友情出演してくれているので、まずは、そこに注目していただきたいです。
■「一番最初に持った夢が役者だった」砂田将宏が語る原点
――地上波ドラマ初出演、おめでとうございます。
ありがとうございます。地上波で初主演させてもらえることが、まず本当に嬉しいし光栄です。同時に、やっぱりプレッシャーと不安もありまして、ドキドキワクワクって感じです。主題歌もBALLISTIK BOYZが歌わせてもらうので、メンバーたちも含めてチーム全員で喜んでおります。
――今後の俳優としての抱負をお願いします。
今回こういう役をやらせていただいて、もっといろんな役にチャレンジしてみたいなって思いました。僕は最初に持った夢が役者だったんです。ダンスや歌も楽しいのですが、俳優って楽しいなと今回改めて感じました。なので、もっともっといろんな役に挑戦して、新たな自分に出会ってみたいなって気持ちでいっぱいです。
――ドラマの放送を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。
今の時代は、多くの人のスマホにAIのアプリが入っていたり、ウェブサイトにもAIが搭載されていたりなど、身近にAIがあるようになっていると思います。なので、視聴者の皆さんは、リアルに共感してもらえる部分が多いと思います。さらに「もしかしたら、本当にこんなふうになっちゃう可能性があるかも」って思えちゃうくらい、いろんな未来が想像できる作品でもあると思いますし、だからこそ刺さると思うんですよね。なので、たくさんの方に楽しんでもらいたいです。
■サスペンスARG×深夜ドラマ「倍楽しんでもらえたら」

――ドラマ単体でも楽しめますが、さらに、ARGでの展開も楽しむことができます。最初にそのプロジェクトを聞いたときはどう感じましたか?
「えー、なんかすっごい! こんな世界があったんだ!」と思いましたし、話を聞いて「知らなかったのが悔しいな」って思いました。実際に僕も日テレチームの以前のARG作品をプレイしてみて(「503号室の郵便物」、映画「近畿地方のある場所について」のスピンアウト企画として日本テレビにより制作・販売された)、ARGというものの可能性をすごく感じました。それこそ、BALLISTIK BOYZのライブツアーやCDリリースと連動させることもできそうだし、今後はいろいろな形で展開されていくんだろうなって思いました。
――ドラマの枠を超え、「流出したドラマ台本」から始まるARG展開の中でも砂田さんがたくさん登場すると聞きました。
出ます! なんなら僕を使ってじゃないけど、僕と一緒に謎を解いていくみたいな感じでもあるので、ARGの謎解きの中にも登場できることが嬉しいです。謎解きや最先端のゲームが好きなコアな方にも楽しんでいただけますし、僕は第1弾の作品で初めてARGを知ったのですが、「流出したドラマ台本」は僕みたいにARGに初めて触れる人でも楽しめるように作られていると思います。みんなでわいわい言いながら解いていくのも楽しそうなので、ドラマから入っていただいてもいいと思いますし、謎解きやARGのファンの方はそちらから入っていただいてもいいと思います。でも、ベストはやっぱりドラマと謎解きの両方を楽しんでいただくことだと思いますので、ぜひ、両方を堪能して、倍楽しんでもらえたら嬉しいです。
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