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「あえて“嫌い”で目立つ時代」若林正恭とダウ90000蓮見が語った“冷笑の空気”に疑問「暴走族と同じ。騒音で集めてるから注目を」

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4時間前

オードリー・若林正恭

 お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、16日放送のテレビ東京『あちこちオードリー』(火曜24時30分)に出演。現代に見られる「嫌い」を起点とした自己表現の広がりについて持論を展開した。

 番組ではゲストとして出演したダウ90000の蓮見翔とともに、好き嫌いをめぐるコミュニケーションの変化や、その背景にある空気感についてトーク。

ダウ90000の蓮見翔と好き嫌いをめぐるコミュニケーションについてトーク

【画像】6月16日放送 テレビ東京『あちこちオードリー』

 発端となったのは、蓮見が日頃感じている違和感だったという。「嫌いなものの中にも良いと思える、その価値を見出す能力はありますよ」みたいなアピールに使われてんのがすっごい嫌なんですよ、と切り出し、単なる否定にとどまらず、あえて“理解している自分”を演出するような態度に強い嫌悪感を示した。若林は「ああ、なるほどね」と応じながら、その感覚に理解を示した。

 蓮見はさらに、「ここは許せないんだけど。その中に良いものがあることも理解はあるよ、みたいなスタンスのおじさんが多すぎて」と語り、こうした傾向が特定の層に広がっている印象を指摘。春日俊彰が「おじさんなんだ(笑)」とツッコミを入れる場面もあったが、蓮見は「これはもうおじさんです…」と持論を続けた。

 話題は「なぜ人は“嫌い”で自分を語るようになったのか」というテーマへ。蓮見は「いつから、みんなはその、なんか嫌いなものでしか自分の輪郭はっきりできなくなっちゃったんだろうなっていう」と疑問を呈し、「好きなものを発表して、自己紹介するのが普通だったのに。嫌いなもので輪郭を浮かび上がらすことばっかり、みんな最近するから」と現状を分析した。

若林「嫌いの方が目立つのかな?今のインプレッションは」

 この指摘に若林も共感。「何かが好きで繋がれば、発展してくもんね」と応じる一方で、「嫌いの方が目立つのかな?集められんのかな、今のインプレッションは」と、SNS時代の拡散構造にも言及した。蓮見は「そんな気がします。そこが盛り上がるじゃないですか、多分、会話の中で」と応じ、ネガティブな話題の方が場を活性化させやすい現実を指摘した。

 さらに蓮見は、この風潮の背景にテレビの影響がある可能性にも触れた。「その経験で、多分誰かテレビマンが『嫌いなもの面白いぞ』ってなった気がするんですよ」と語り、「テレビで嫌いなものの話をしたら盛り上がるんじゃないかって言って、で、それやって、そのテレビのモノマネをしてる一般人が、こういうことし出したっていう」と、メディアと視聴者の相互作用によって文化が形成されていった可能性を示唆した。

 この見立てに、春日が「ああ、そういう流れなんだね」と納得を示すと、若林も「流れちゃってんだなぁ」と現状を受け止めるようにコメント。蓮見は「可能性もあるなという」と補足するにとどめたが、議論はさらにユーモラスな方向へと展開する。

 若林は「だから、暴走族と同じだな。騒音で集めてるからな、注目を」と独特の比喩で現象を表現。「口にマフラーつけろよ」って話なんだ、だから」と続けると、蓮見は「そんなには言ってないですよ、俺も(笑)」と苦笑し、若林も「あ、違う?(笑)」と応じ、スタジオは笑いに包まれた。

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